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モデル駆動型アプリでメール列のメールアドレスの検証を実行する(プレビュー)
ドキュメント情報
更新日:2024年08月22日
ドキュメント: Microsoft ドキュメント
タイトル: Email address validation for email columns (preview)
URL:https://learn.microsoft.com/en-us/power-apps/maker/data-platform/data-validation-email-column
概要
アプリ利用時にメールアドレスを入力することがあります。
この場合に間違ったメールアドレスを設定した場合、アプリでの動作で不具合を発生させることになります。
このドキュメントでは、メールアドレスの検証を行う機能について説明します。
※この機能は、プレビュー機能であり、利用可能リージョンが特定されています。
メールアドレス検証機能
構文が正しくない - ユーザー名とメール ドメインの両方を含まないアドレス
使い捨てドメイン - 既知の使い捨てまたは一時的な E メールドメインを含むアドレス
テスト用メールアドレスまたはスパムメールアドレス - E メールのヘッダーまたはメタデータ、IP アドレス、E メールの HTML コード、E メールの内容とフォーマットに、テストアドレスまたはスパムアドレスの既知のインジケータを含むアドレス
期限切れのメールアドレス - 有効期限が切れてメールを送受信できなくなったメールアカウント
返送されるメール - 有効期限が切れている以外の理由でメッセージを受信できないアドレス
前提条件
Power Platform 環境設定を有効にする必要があります。デフォルトでは、この設定は無効になっています。
メールアドレスの検証は、メール形式タイプのテキスト列に対してのみ検証を実行します。
設定を有効化
テーブル内に電子メール列を確認
コマンドバーから「設定」を選択
「今後の予定」タブから「スマートメールアドレス検証制御を有効にする」を選択
「保存」を選択
検証をテスト
アプリデザイナーを開き、コマンドバーから「再生」を選択
電子メール列などを含むフォームを開く
無効なメールアドレス(example12345678910.com)を電子メール列に入力
入力したメールアドレス下に「The domein is unknown」などのメッセージ表示を確認
既知の問題
スマート メール アドレス検証コントロールを有効にする アプリの設定は、 Power Platform 管理センターの環境設定からデータ検証がオフになっている場合でも有効にできます。この状況では、メールアドレスの検証は機能しません。
コントロールを含むフォームが読み取り専用モードに設定されている場合でも、電子メール列では値を編集できます。
簡易作成フォームを使用する場合、メール列は値をインポートしません。
まとめ
アプリ内でメールアドレスの検証を行う場合には、プログラム内でチャックする機能が必要でした。
この機能を利用することで、コードでのチェック機能が必要なくなり、効率的にアプリ開発が可能になります。
ぜひ、ご自身のモデル駆動型アプリで動作をチェックしてみてください。