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モデル駆動型アプリでユーザー向け Copilot を追加する


ドキュメント情報

概要

モデル駆動型アプリの Copilot チャットは、ユーザーが自然言語での会話を通してアプリ内のデータに関する分析情報を得る為に役立つ AI アシスタントです。
アプリデータを活用し、意思決定に繋げる情報を把握する為に利用します。

制限事項

  • Dynamics 365 アプリでは、一般提供され、Power Apps ではプレビュー機能として使用可能

  • 環境の言語が英語に設定されている必要有り

  • 生成 AI 機能の為、リージョン間でのデータ移動を許可する必要有り

  • Power Apps では、プレビュー機能であり、運用での利用時注意必要

  • この機能は、Azure OpenAI Service を利用

  • 使用制限または容量調整の対象となる場合有り

  • 日本語でのプロンプトは可能、回答は英語のみ

  • メモなどは未サポート

  • モバイルでは利用不可

利用設定手順(環境管理者)

  • Power Platform 管理センターにサインイン

  • 左側メニューから「環境」を選択

  • 設定する環境を選択し、上部メニューから「設定」を選択

  • 表示された設定一覧から、「製品」「機能」を選択

  • 「AI を活用したチャットエクスペリエンス」下を「オン」に設定

  • 「保存」を選択

利用設定(アプリ開発者)

  • モデル駆動型アプリを編集で開く

  • 上部メニューから「設定」を選択

  • ダイアログの左側メニューから「予定」を選択

  • 「Copilot control」の値を選択

  • 「保存」を選択

フィードバックのお願い事項

  • 表示結果について、フィードバックの為に「サムアップ」「サムダウン」アイコンを選択

フィードバック機能の停止

  • テーブル一覧を表示

  • 「Organization」テーブルを選択

  • 「Allow users to provide feedback to improve Copilot experiences」の値を「No」に選択

  • 以上でフィードバック機能が利用不可になります。

まとめ

従来は、ユーザーが利用すると思われる機能については、アプリに実装する必要がありましたが、Copilot を利用することで、ユーザー独自に視点でデータを分析できるようになりましたので、データの有効活用を行うことができるようになります。
ぜひ、皆さんのアプリでも Copilot を有効に設定してご利用ください。

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