【カゲマス】ランクアップに必要な装備 ⑤ メモ
最後に、すべてのパターンを俯瞰してわかることをメモしておきます。
武具は拳が余る
6種類の武具のうち、弓、斧、剣はすべてのクラスが使います。
盾は、タンク全員と、前方にポジションを取る一部のアタッカーが使います。
拳を使うのはタンクだけです。
杖を使うのはサポーターだけです。
拳がやたら余るのは当たり前
拳を装備するのはタンクだけで、そのタンクも拳を使う機会はかなり限られています。
装備パターンを眺めると、拳がやたらと余るのは当たり前なのがわかります。だって、使うキャラがほとんどいないのですから。
タンクキャラの大部分が所属する α サブグループで使われるのは 金の拳(Rank 7 下段)と 怪鳥の拳(Rank 16 下段)だけです。
筆者が確認した限り、それ以外の拳を使ってくれる β、γ サブグループに属するのは、恒常キャラの赤クレアと緑デルタだけです。
つまり、金と怪鳥以外の拳は、Rank 8 までは2つ、Rank 9 以降はたった1つしか消費される機会はない、ということになります。(煩雑になるので繰り返し書きませんが、筆者が未所持のキャラが β、γ に属する、あるいはさらに別のサブグループが存在する可能性はあります)
さらに、木、鉄、銀の3種類の拳に至っては、使用するキャラは1つも確認できていません。
木の拳を使うキャラは1人もいない?
鉄と銀の拳に関しては、ドロップされるのは拳のカケラなので、それぞれ上位の拳を装備合成する際に消費するので、まったく使用機会がないわけではありません。
しかし、木の拳に関しては、手に入れたものはひたすら死蔵されるだけで、1つとして使用されていないと思われます。木の拳は、七陰列伝ノーマルクエスト1-3, 1-4 でドロップされます。
装備パックに入っている鉄の拳、銀の拳は使用機会がない?
季節キャンペーンで販売される装備パックには、カケラではなく完成品の鉄の拳、銀の拳が入っていますが、これらを使用する機会はまったく用意されていないのかもしれません。
杖を使うのはサポーターだけなのに、思ったほど余らない?
拳を使うのがタンクだけであるのと同様、杖を使うのはサポーターだけです。
なので、拳や後述する鎧、イヤリングのように杖も余りそうですが、それほど余らないと思います。
それは、サポーターが使う武具の実に70%が杖だからです。サポーターは大量の杖を使い、さらにはその他の武具をほとんど使わないため、杖はそこまで余ることはありません。
防具は鎧が余る
防具は、すべてのクラスに共通して、兜、靴、ベルトを1周期とする繰り返しが基本パターンで、これがクラスによってところどころ置き換えが生じます。
サポーターの防具は基本パターン通りで置き換えはありません。
タンクは2段に1つが鎧に置き換わります。そのため、6段周期の繰り返しになります。
アタッカーは、兜、靴、ベルトの間でやや不規則な置き換えが起こり、いくつかのサブクラスに分岐します。置き換えのパターンは入りくんでいますが、俯瞰的にみると、兜、靴、ベルトの消費量は偏らないように設計されているようです。
鎧を使うのはタンクだけなので、まあ、余る
兜、靴、ベルト、鎧の4種の防具を手に入れる機会は均等なので、タンクしか装備しない鎧は、よほど多数のタンクを育成しないかぎり必然的に余っていきます。
タンクに限れば、最も多く消費する防具は鎧で50%を占めます。
装飾品はイヤリングが余る
装飾品は、すべてのクラスに共通して、指輪、ネックレス、腕輪を1周期とする繰り返しが基本パターンで、これに加えて5ランク(10段)に1回イヤリングに置き換わります。
イヤリングはどうがんばっても余るように設計されている
全クラスに共通して、イヤリングの必要量は、他の3つの装飾品の3分の1しかありません。一方、クエストのドロップでは他の装飾品と同じ分量が配置されているため、どんなにがんばって効率を上げようとしても、イヤリングが余って死蔵されるのは不可避です。
イヤリングの分布
おそらく、使用するイヤリングの材質をバラけさせるために、イヤリングへの置き換えが起こる場所は以下のように分散しています。
なので、すべての材質のイヤリングを使用する機会は用意されています。
1ランク目上段(Rank 1, 6, 11, 16)(木、金、サファイア、猛猪)
サブアタッカー α2
2ランク目上段(Rank 2, 7, 12)(石、ミスリル、ルビー)
サブアタッカー β(3種すべて)
3ランク目上段(Rank 3, 8, 13)(鉄、アンバー、エメラルド)
サブアタッカー α1
4ランク目上段(Rank 4, 9, 14)(銅、アメジスト、ダイヤモンド)
タンク(3種すべて)
5ランク目上段(Rank 5, 10, 15)(銀、オニキス、怪鳥)
サポーター
特定のクラスだけが使用する装備
鎧と拳はタンクだけ、杖はサポーターだけが装備する装備で、クラスの性質を反映しています。
盾は、前方のポジションを取るタンクとメインアタッカーだけが装備しており、こちらもパーティー内の前衛キャラが使う装備という意味づけがなされています。
このように、キャラの役割によって装備するキャラが偏る拳、鎧、杖、盾の消費量が少なくなるのは、それなりに理由づけができているような気がしなくもありませんが、イヤリングに関しては、全クラスで均しく消費量が少なく、合理的な理由はまったく思い当たらず、筆者には、余らせるために余らせているようにしか見えません。
盾は防具か武具か?
ランクアップとドロップでは武具扱い
この記事では、ランクアップに必要な装備という観点から、盾を「武具」のカテゴリーに入れました。
キャラ強化の装備パネルで盾は左列に配置されており、剣や弓といった他の5種類の武具と同列に扱われています。
また、クエストのドロップでも武具と同列の扱いです。七陰列伝のドロップは章ごとに、武具、防具、装飾品がそれぞれ均一に配置されています。ノーマルクエストは12章、ハードクエストは4章と偶数個で構成されているので、武具、防具、装飾品もそれぞれ偶数個でないと配置が難しくなります。盾を武具扱いすることで、武具6種、防具4種、装飾品4種となり、配置しやすくなります。これは憶測に過ぎず、本当の理由は他にあるかもしれませんが、いずれにしろ、ドロップでは盾は武具扱いです。
ここでは、武具というよりは「手持ちの装備」とした方が正確かもしれませんが、わかりやすさを優先して「武具」としています。
装備合成とショップでは防具扱い
一方、装備合成する際の盾の位置づけは、武具ではなく防具、すなわち、兜、鎧、ベルト、靴と同列の扱いです。
装備合成する際には、2つの材質のカケラを所定の数集める必要があります。ミスリル以上の装備を合成する際、武具を合成するには合成する装備のカケラを40個、1つ下位の材質のカケラを30個集める必要があります。
防具と装飾品の場合、これが40個と25個になります。
盾を合成する場合に必要なカケラの数は40個と25個なので、武具ではなく防具と同じ要件になっています。
また、ミツゴシ商会のアイテムショップでの装備のカケラの販売においても、盾は防具として扱われておいます。
盾は、入手する場面では防具の仲間、装備する場面では武具の仲間として扱われているということになります。
要求装備の材質の例外もこれと関係しているのかも?
アタッカーのページに書いたとおり、メインアタッカーのごく一部は、Rank 5下段で要求される装備が、パターン通りなら銅の盾であるところを銀の盾に置き換えられています。
銅の武具(盾以外)を合成するには、鉄の武具1つと、銅の武具のカケラ7つが必要です。
対して、銅の盾を合成するには、鉄の盾1つと、銅の盾のカケラ5つが必要です。上述の通り、盾は入手する際は防具の扱いなので、他の武具よりは作成しやすくなっています。
1つ上位の銀の盾を合成するには、銅の盾1つと、銀の盾のカケラ7つが必要になり、カケラが7つ必要という点で、銅の武具(盾以外)を合成する際と同じになります。
もしかすると、これが例外の理由かもしれませんが、明確には分かりません。
[始まりの園] アルファのように初期からいるキャラで採用したにも関わらず例外に留まっているということは、試してみたけれど全面展開はやめた、ということかもしれませんが、最近のキャラであるサンラクやJKデルタにも採用されているので、廃止されているわけでもなく、よくわかりません。
あるいは筆者の記録漏れで、実際にはもっと多くのメインアタッカーがこのパターンになっていて、例外というほど少なくないのかもしれません。