【カゲマス】普通の魔力液1万本からSS魔道具をいくつ作れるか?
はじめに書いておきますが、この記事の内容は、実際に1万本の普通の魔力液をつかって実証したものではありません。魔力液600本ちょっとからできた魔道具を記録して、その結果に基づいてシミュレーションした結果になります。
普通の魔力液を1万本魔道具作成すると、いくつのSS魔道具がつくられるでしょうか?
カゲマスの魔道具作成は、魔力液1つから魔道具1つを作成します。
魔力液には、最高品質の魔力液、上質な魔力液、普通の魔力液があります。
この他に、特定の魔道具が作成される魔力液もあります。
図で示した3種類の魔力液から魔道具を作成すると、アイコンにあるとおり、それぞれ、主にSS, A, B ランクの魔道具ができます。おもに S 魔道具を作成する魔力液は今のところありません。
魔道具錬成で魔道具10個を錬成すると、上位の魔道具1個をつくれる
カゲマスでは、魔道具10個を魔道具錬成すると1ランク上の魔道具1個をつくることができます。SS魔道具1個を錬成するにはS魔道具10個が必要で、これはA魔道具100個、B魔道具1000個に相当します。
ということは、魔道具作成で主にB魔道具をつくりだす普通の魔力液は、1万本集めてもSS魔道具10個にしかならないのでしょうか?
そんなことはありません。
魔道具錬成にはつくられる魔道具のランクにランダム要素はありませんが、魔道具作成では上位ランクの魔道具が低確率でつくられます。
その影響で、結論を先に書くと、普通の魔力液1万本から魔道具を作成して、できたものを魔道具連成してできるだけ多くのSS魔道具を作ると、だいたい133個のSS魔道具を手に入れることができます。
上記の通り、このうち地道にB魔道具→A魔道具→S魔道具→SS魔道具と錬成されたものは10個しかありません。実際には、普通の魔力液から魔道具作成してB魔道具になる確率は7割くらいなので、もっと少なくなります。
上位ランクの魔道具がつくられる確率は?
この3種類の魔力液のうち、最高品質の魔力液からは、必ずSS魔道具がつくられます。魔道具作成で、ランダムに SS+ 魔道具がつくられることはありません。
残る最高品質の魔力液、普通の魔力液からは、低確率ですが、上位ランクの魔道具もつくられます。
まだ試行回数は600回程度と少ないですが、魔力液からつくられる魔道具のランクを記録してまとめたのが以下の表になります。
ざっくりと以下のような確率分布になっています。実際にはもっと切りの良い数字かもしれませんが、おおむねハズレていないと思われます。
通常の魔力液からの魔道具作成
B魔道具=68%
A魔道具=27%
S魔道具=4%
SS魔道具=1%
上質な魔力液からの魔道具作成
A魔道具=62%
S魔道具=27%
SS魔道具=11%
普通の魔力液1万本から魔道具をつくるとどうなるか?
魔道具作成で魔力液1万本を使うと、上の表の確率分布から、だいたい以下のような魔道具を得ます。
SS魔道具 60個
S魔道具 390個
A魔道具 2720個
B魔道具 6830個
次に、S、A、B魔道具を魔道具錬成して、魔道具10個から1つ上のランクの魔道具1個を作ると以下のようになります。
太字が魔道具錬成で追加された分です。
SS魔道具 60 + 39 = 99個
S魔道具 272個
A魔道具 683個
もう1回魔道具錬成すると、以下のようになります。錬成は10個単位なので、端数で残る魔道具があります。
SS魔道具 99 + 27 = 126個
S魔道具 2(端数) + 68 = 70個
A魔道具 3個(端数)
最後にもう1回魔道具錬成します。
SS魔道具 126 + 7 = 133個
A魔道具 3個(今回は未使用)
A魔道具3個があまり、残りはSS魔道具133個にまとめられました。
魔力液から魔道具作成する時の運で、どのくらい上位の魔道具をつくれるかで得られるSS魔道具の数が変わります。
なお、最初に魔道具作成した際にいきなりSS魔道具を得られる確率を記録した$${\frac{2}{356}}$$ から 0.56 % で計算していますが、これは分子の2が1になるか3になるかで大きく変わってしまうので、現状では記録量が不足しており、おおよそこのくらい、という数字に留まります。
上質な魔力液1万本だと?
ちなみに、上質な魔力液1万本からだと、SS魔道具が1449個作られます。
上質な魔力液からは11%の確率でいきなりSS魔道具がつくられるので、1万本あれば。SS魔道具がいきなり1120個つくられます。1449個のうち1120個は、魔道具作成で運良くSS魔道具になったものです。魔道具錬成で地道につくられるものの方がかなり少ないのがわかります。
魔力液を貯めるなら
ある程度プレイを重ねてキャラ数も増えて育成が進んだプレイヤーの中には、魔力液をむやみに使わずに貯めておく人がいます。
その理由は、新しく魔道具が追加された時に一気に使って引きにいくため、です。
魔道具作成、魔道具錬成でつくられる魔道具には、指輪やマントといった汎用の魔道具の他にキャラ専用の魔道具があります。ただし、キャラ専用の魔道具は恒常キャラのものしかつくられません。フェスキャラやイベントキャラの魔道具はランダムに作成されることはありません。
カゲマスでは定期的に恒常キャラが追加されます。これには2つのパターンがあります。
付章イベントで登場した新キャラが、イベント終了後に恒常キャラになる。(これまで付章キャラ(=メインクエスト絡みのキャラ)はすべて恒常落ちしています。逆に、付章以外のイベントキャラは一切恒常落ちしていません)
イベントと関係なく、いきなりピックアップガチャで登場して、ガチャ終了後に恒常キャラになる。青シェリー、赤アンネローゼなど。
恒常キャラはカケラを135個集めれば解放できるので、新登場時にガチャを引くのは回避して、地道にカケラを集める選択をすることもあります。
その際、ガチャを30連引けば専用魔道具と引き換えることができますが、これって、全部有償石でまかなうと約1万円に相当します。魔道具のためにそこまでガチャを引く気にもなれないのであれば、魔道具作成・錬成で当てるしかありません。そこで、欲しい魔道具をすべて手に入れたプレイヤーは、新規恒常キャラに備えて魔力液を貯めておくわけです。
デイリーミッションもあるので、魔力液を全部貯めておくわけにもいきません。
上記のシミュレーション結果から、魔力液を貯めておくなら、以下のような貯め方がそこそこ効率的でしょう。
最高品質の魔力液は貯める
上質な魔力液は貯める
普通の魔力液は全部魔道具作成に使ってしまう
S魔道具は魔道具錬成せずに貯める
A魔道具、B魔道具は魔道具錬成してS魔道具にまとめておく
いちばん効率的なのは、デイリーミッション達成のために毎日普通の魔力液を1個だけ使うとかで、残りは全部貯めておくやり方です。
ただ、普通の魔力液は、使わないとあっという間にものすごい数が貯まっていくので、いざSS魔道具をつくろうとした時に、一気に処理するのがかなり苦痛な単調作業になると思います。ぼくはそれがイヤなので、上に書いたポリシーで普通の魔力液は日々消費して、残りを貯めています。
カゲマスで手に入るSS魔道具のうち、普通の魔力液由来のものはそもそも少ないので、このやり方でもたいして損失はありません。
何かしら参考になれば幸いです。
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