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趣味のポケカでWCS2024日本代表として参加できたお話

挨拶

おはようございます。あまさかです。
ずいぶんと遅くなりましたが、WCS2024ホノルルに選手として参加できたため、ブログとして残そうかと思います。(本当は早めに書こうと思っていたのですが、後回しにしすぎたね…)

自己紹介

改めて自己紹介です。
好きなポケモンは子どもの頃からリザードン。ゲームでも大体リザードンを手持ちにしているくらいのバカっぷりです。XYシリーズのメガシンカはかなり楽しかった。
そんな私ですが、2024にシティ優勝2回、準優勝1回、ベスト8が1回の合計CSP330(6位)で権利を得ることができました。(デッキはすべてリザードンを使いました。なぜかって?推しで世界行けたら一番嬉しいことだからだよ?)



競技としてポケカを真剣にやってきたのはここ1~2年のお話ですが、基本的にはカードを集めて遊ぶことがメインでした。そのため、今回まさかポケモンカードで海外にいくなんて1年前までは想像もしていませんでした。

さて、私は今回の世界大会で海外に行くことが初めてであったため、いろいろと知らないことややらなければいけないことがわからない状態から開始しました。(ESTAや保険、飛行機、ホテルなど)

ESTAはね、本当に入力が大変だった。
あれにかなり時間かかるから今シーズンにアナハイム行く皆様は忘れずに。

今回、友人と海外旅行というわけではなかったので、一人でちゃんと現地に着けるのか、と不安な気持ちの方が多く占めていたと思います。

しかし、そんな不安はどこへやらこの世界大会の期間は非常に楽しい夢のような時間でした。このあたりはまた後に書いていきますね。

余談ですが、子どもの頃に行ってみたい海外の場所はハワイと思っていたところがあり、長年の夢がこうして叶ったのは嬉しかったですね。


世界大会に行く前に

日本代表同士が集まって練習会をする機会が何度かあり、多くの人と顔合わせしましたが、よくXや配信で見たことのある人たちばかりで非常に気分が高揚としましたね。約1か月半でしたが、いい刺激になりましたし、世界レベルでの練習は自分自身もレベルアップに繋がったと思います。本当に毎回の練習の内容が濃かった。自分の課題もそこではっきりとわかったのも大きかったです。自分自身は思考が直線タイプのプレイヤー(アグロ傾向の高いデッキが元々すき)であるため、柔軟な対応や絡め手を混じられる、選択肢の多いデッキは苦手な傾向があります。(A→Bの動きが強いからそれで終わらせるのではなく、A→Bをした結果のデメリットまで深く突き詰められていないことが多い)また、柔軟な考えが苦手であるため、パターン化して覚えることでこの課題を克服しようと試みました。そのため、練習では常に柔軟な思考のプレイヤーにお願いしていました。LO使いやコントロールに長けている仲間がそばにいてくれて感謝。1日中、コントロールと対面してみるとよい練習になりますよ。なぜならば従来の戦い方で挑んでも勝てるとは限らないから。(限られたリソースや何ターン先の勝ち筋を考える癖がつく)柔軟な考え方についてはまだ克服できていませんが、様々な視点で考えるようになってきました。

名前はここでは出しませんが、いつも練習に付き合ってくれた・意見を出し合ってくれたみんな非常に感謝です。ありがとう。

自分自身は2024シーズン出場選手のみんなとは同期と勝手に思い込んでいたところはあったので、感慨深いなと感じていました。

一緒にご飯を食べにいったのもすごく楽しかった。


出国

まずは成田空港へ。
この時午後8時頃。

空港広すぎ問題

ターミナルが広すぎてどこから乗ればいいのかとかなり迷子になりました。
チェックインの手続きはネットである程度できるので、場所にさえいけばサクサクと進むことができました。(事前準備大事)

推しが迎えてくれるの熱い

水は2Lを2本持っていきました!
海外は水が高いから日本で揃えておくのが正しい選択でした。

空港内での食事
とんかつは美味しかった


空港内にあった謎の猫
北と南どっちだで悩んでいたの覚えている



機内食、一番おいしかった。

この機内食ですが、日本時間の23:00頃に出たと思います。
普通に夜食です。ええ。
でもおいしくてお代わりほしいと心の底で思いました。ハッシュドビーフ美味すぎ。
この機内食を食べるために飛行機乗るのも悪くないかもしれない。


映画一覧

機内は携帯は一切使えないので、寝るか映画を観るしかないため、ハイキューを選択。音駒と烏野の戦いはかなり熱かった。

ネックピローは長時間の移動の際に居ると情報は掴んでいたので機内ではかなり役立ちましたが、当然寝れるわけもありません。笑

アローラ!!!

空港

現地についてみると快晴。日本は台風直撃やらでTLが騒がれていましたが、ホノルルの天候はほぼこのような形。

ホノルル時刻は10:05ですが、日本時刻は朝の4:05です。
寝てない状態なので当然眠さはあるが、チェックイン会場に向かわなくてはいけない……(しんどい)

肝心の気候ですが暑いは暑いです。ただ現地気温が31℃で湿度もちょうど非常に過ごしやすかったです。

預けていたキャリーケースを探すのにかなり苦労した記憶がある…。自分のケース黒いから全体に紛れ込んでしまう……。
次に海外行くときにはステッカー貼るなどの用意はしておこうと決意。

交通網がもう日本と違う…(感動)

日本では右車線ですが、ホノルルでは左車線で車は走ってました。


チェックインするための会場①

すでにプールに入りたい気持ち。
この奥は海なのですが、かなり綺麗でした。
色が透き通った青。マリンブルーって感じ。


御三家


推し


チェックインするための会場②

南国感すごすぎる…
この後2時間ほど並ぶのですが、初めてお会いした日本人の方々と数多く仲良くなることができました。
異国の地での日本人は本当にありがたい…。


チェックインするための会場➂

連絡が入り、日本人が並んでもよい列に移動することで待機時間の短縮に成功する。あのまま並んでいたら3時間は超えていたと思う。

日本人同士の連携ナイスすぎる。
顔見知りが多すぎてここは日本か!?と錯覚するくらいでした。

ウェルカムキット

これが本当に楽しみで仕方なかった。
家宝にします。(まだ開けていない)

受け取った後は、プロモカードの買い取りの交渉されたりや日本人に声かけられたりとなかなかに忙しかったです。

オーガポンとツーショット。
ちゃんとホノルルでの写真撮ったぞ!
約束は果たしたぞ、見てるか?𓏸𓏸ぜさん
会場近くの公園

このようにポケモン仕様になっているの嬉しい。


ワイキキビーチ ひるのようす

アローラ!!!!!!

人生で一度言ってみたかった言葉!!!!

まさか現地で言えるとは!!!!!

嬉しい!!!!

いい角度だ
このきれいな海で泳ぎたかった


本当に海がきれいだったのよね。


ワイキキビーチ よるのようす

夜のビーチもまたよい。
こういう落ち着いた場所、個人的に好きです。
(※カップルが映り込んだのは偶然です。)

ちなみにこの向こう側に日本があります。

太平洋のど真ん中


果てしなく遠い。
飛行機だと約7~8時間で着くが、新幹線だと21時間かかるみたいです。
アナハイムはどうやら10時間かかるみたいですよ。


個人的にナイスな一枚


景観が本当に好き
よく日本で見る焼肉屋さん
高すぎ

ちなみに1$大体150円ぐらいで考えて欲しいのですが、コーラ500mlが600円ほどです。
日本では高くても150円ですが、600円は死にます…。


ポケモンセンター①


ポケモンセンター②


展示品のサーフボード

この日はサプライ系はすべて枯れており、買うことができませんでした。
選手も一人ずつ買えるようにしてほしかった…。


信号

信号が切り替わるタイミングに時間が表示されているのが結構新鮮でした。最初のうちはいつ渡ってもいいのか慣れるのに大変でした笑


野生の鶏です。普通にそこらへんにいました。



初日のご飯です。
ホノルルでおてもとが出たのは驚いた。


この日は疲労で食欲がなかったのを覚えています。持ち帰りでしたね。
このピザ屋で海外の選手と一緒に環境考察をしたのと、「日本人の選手は世界権利をとるだけでもかなり大変なのに権利をとった君たちは強いプレイヤーだ。その60枚は自信をもっていい」と褒めていただいたのは一生忘れない。風貌から年上かと思いきや、年下だったのも忘れない。笑
海外の人とコミュニケーションをとって楽しく過ごせた時間は非常に有意義でした。

ホテル

クイーンサイズを一人で占領するという贅沢さ加減。
よく眠れました。

ホテルでの受付はすべて英語でのやりとりでしたが、受験で覚えていた英語を駆使してなんとか解決。
最悪、翻訳アプリに頼るしか…。

英語で話さなければいけないのかと先入観がありましたが、翌日日本語で話したらちゃんと理解して対応してくれていました。

さすがホノルル。日本人に優しい。


Lawson 外観が青くないから全くわからなかった。


肝心の大会の方なのですが、4-4-0で終えました。
プレイミスなども細かいところはありましたが、悔いはありません。


各国の代表と大好きなポケモンカードで対戦できる機会などなかなかありませんからね。やりとりも含めてすごく貴重だったと思います。
もちろん強かったのはそうですし、試合の最後にお互いを称えあうような意識は胸を熱くさせましたね。(グータッチ何度もした)
試合開始の合図が全くわからずに周りを見て始めていた日本人は自分だけでないはず(アナウンスやブザーの音すらなかった。)

大会会場(日本のCLに雰囲気は近い)


会場は非常にきれいなところでした。
ピカ様

まとめ


これを読んでいるポケカのプレイヤ―の方々。
世界大会は非常に良いイベントです。ポケモンカードの楽しさ(人との交流、対戦、好きなものの共有など)がすべて詰まっています。
正直、楽しすぎて日本に帰国するのが嫌ってくらいに感じるほどでした。
私自身もまた世界大会に出られるなら出てみたいと思うぐらいです。

また、自分の世界観も広がります。
各国の選手との会話、現地民との交流、ホテルでの親善試合など。
そこで得た経験や見たもの全ては一生忘れることはないでしょう。 

現在、勝つために苦しい思いをされている方もたくさんいると思います。
苦しい思いや悩まれるということはそれだけ真剣に向き合っている証拠です。だからこそ勝てた時は嬉しいし、続けていてよかったと心から思えるのだと思います。

本当にポケモンカードを続けていてよかった。

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