初心者フリーランスさん向け 「確定申告」を超ザックリ解説!
こんにちは!MVを作っているイラストレーター兼動画クリエイターの
無印かげひと(@kage86kagen)です。
今回は、「初心者フリーランスさん向け 「確定申告」を超ザックリ解説!」について紹介したいと思います。
確定申告とは?
みなさん、いよいよ明日から確定申告期間ですね...。
フリーランスという働き方について調べていくと、必ずぶち当たる言葉の一つとして「確定申告」があると思います。この確定申告という手続きは、収入があるフリーランスはもれなく全員行わなければいけない報告です。
特に、新卒からいきなりフリーランスになる方、会社を退職してフリーランスになる方は、大抵の方がこの「確定申告」という言葉に触れる事が無かったと思います。
「確定申告ってなに?おいしいの?」ってなったり、いざやろうとすると超苦戦する…という体験談も聞いたことがあります。
まずはこの「確定申告」について、本当に本当に超ザックリ解説すると、
・1年間の儲けを計算し、それにかかる「税金」を計算、これらをまとめた書類を作って、その書類を国に提出する
…といった事を行う必要があります。
全く知らない方にとっては、この文字列を見ただけでもう何が何だが...と思うことでしょう。
しかし、フリーランスとして生活をするからには、絶対に知っておかなければいけない手続きになります。
なぜ確定申告が必要なの?
ではなぜ、フリーランスは確定申告をする必要があるのでしょうか?
先ほどの話とちょっと重複しますが、「儲け分にかかった税金を国に報告しなければいけないから」です。「税金を納めよ!」って事ですね。
もしかすると、中には「会社員時代はそんなの無かったし、聞いた事ないよ?本当にやる必要あるの?デマじゃない?」と思う方もいるかもしれません。
でも、実は会社員時代にも「確定申告」と同様の手続きが行われています。会社の場合は言葉が変わり、「年末調整」という手続きになります。
毎年11~12月の時期に上司からなんかよく分からない書類を渡され、保険料とか扶養とかについて書かされたことがあると思います。それですね。
会社の場合ですと、各社員が年末調整の書類を書き、それを経理担当が集めて、国に報告するための書類作り&手続きを行います。
つまり、その経理の方がやっていた手続きを、フリーランスになったら自分1人でやらなければいけないわけです。
退職後フリーランスになった方は、誰しもがここで経理のありがたさを知ることになります。経理担当の方、本当にありがとうございます...。
提出期間は?
確定申告には「提出期限」が定めらており、大抵は「2月の中旬~3月の中旬」の約1ヶ月で定められています。この期間内に必ず報告しなければいけません。
この場合の「2月の中旬~3月の中旬」というのは、例えば今現在で置き換えると、
「2022年の1年間の売上などを、翌年の2023年2月16日から3月15日までに税務署に報告する」…といった感じになります。
ちなみに、期間厳守です!提出は1日たりとも遅れてはいけません!
もし遅れると、「追加徴収」といったペナルティが発生します。それほどまでに、この期間は厳守しなければいけません。
どういう流れでやるの?
こうして見ると、なんだか超難しそうな手続きですよね...。
実際、フリーランスになるかどうかを躊躇している理由として、この確定申告が分からなくて二の足を踏んでいる方もいるぐらいです。
ここでは、確定申告の「か」の字も分からない方向けに、確定申告の流れを超ザックリと解説したいと思います。
あくまでも「超ザックリ」とした解説ですので、これを見た後に、より詳しサイトや書籍を必ずご確認ください!
●確定申告の流れ
※確定申告は、「開業届」を提出している事が前提です!※
確定申告を作るために必要なものを準備する
・マイナンバーカード(通知カード)の準備
・1年間のお金が絡む取り引きの記録(売り上げや経費、交通費、借り入れなどといったお金に関するもの全て。要するに、常日頃から会計簿といった帳簿を付けておく必要がある)
・控除に必要な書類(医療費の通知書など…)確定申告書類を作成する
書類は全部で3種類あります。これを作る方法は後述します。作った書類を提出
以下の3つの提出方法があります。
・税務署に直接持参し、提出する
・税務署に郵送で送る
・「e-Tax」を使って、ネット上で提出する終わり!
来年の確定申告に向けて、今年も帳簿を頑張るぞ(白目)
以上となります。
上記は本当にザックリとした解説になりますので、補足事項として、
「青色申告の方が控除額が大きくて絶対お得!」
「ふるさと納税をやっていると寄附金控除を受ける事が出来る!」
「e-Taxを利用すると1月上旬から確定申告ができる!」
…といった話もたくさん存在します。
ただ、これらを一気にここで説明すると「????」となると思いますので、後は各自で専門のサイトや書籍をご覧頂き、調べて見てください。
確定申告書類作りを楽にやる方法
ここまでは、確定申告について超ザックリと説明してきました。
この確定申告書類は、”手書き”で書く以外にも別の作成方法が存在します。
●確定申告書類を作る手段
・書類を税務署からもらう又はホームページからダウンロードし、手書き&パソコンなどで手打ちで制作
・「会計ソフト」を導入し、金額や質問に答えるだけで自動で書類制作
・税理士にお願いする
一番お金がかからないのは、「自分で制作する」方法です。
しかし、「勉強のためにも、一番始めは手書きで制作するか!」と考え、頑張る初心者フリーランスもたまにいますが、
…上記の書類を自力で記入するのは、経理や簿記の資格を持っている人以外だと、かなり骨が折れる作業ではないでしょうか?
かといって、収入がまだ満足にない方が税理士にお願いしようとしても、料金は想像以上にかかります。
そもそも、この書類を作成する時間が惜しいほど、仕事や営業の方に力を入れたいのでは...?
そのため、一番おススメなのが、「会計ソフト」を使用して作る事です。
(freee、弥生会計、マネーフォワードなどの会計ソフト)
これらは、家計簿のような日々の帳簿をつける機能以外に、「確定申告書類を自動で制作してくれる」機能も備わっています。各会計ソフトが用意している項目を回答していくだけで、上記のような書類を自動で制作してくれるということです。
さらに、その書類をそのまま「国税庁」提出する事も可能です。
(e-Taxで申告する方のみ利用可能)
各サイトには、初めて確定申告を行う方向けの説明やマニュアルも用意されています。ソフトの利用料はかかりますが、その元が十分取れるぐらいかなり便利ですので、導入は絶対におススメします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は「初心者フリーランスさん向け 「確定申告」を超ザックリ解説!」についてご紹介しました。
この時期になると、フリーランスの方達はこぞって忙しなくなります。
税理士に丸投げしている方ならともかく、自力で制作する、又は会計ソフトを利用して制作する方は、この時期をなんとか乗り越えて頂ければと思います。
ちなみに私は「会計ソフト」に加えてe-Taxを利用して書類を提出しているので、確定申告期間が始まる2023年2月16日の1週間前ぐらいに、既に確定申告が終了している状態です。
(e-Taxで申請すると、1月上旬から申請が可能になります。)
e-Taxの利用前の手続きは結構面倒ですが、その後の確定申告提出作業は超便利になるので、ぜひ導入を検討してみてください!
最後までご覧頂きありがとうございました!
それでは!