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KAGEノート術
ノート術。毎日ノートにメモを書く習慣は随分前から続いている。
私の現状のノート術が、使い勝手、コスパ共に最高だと自負している。
参考にする上で重要なのは世にあるいろいろな手帳術、ノート術はそれぞれ職業が違う人が書かれていること。学者であったり、ジャーナリスト、ビジネスマン、経営者、コンサルタント、主婦という方もいる。
同業、近い職業、ライフスタイルであったとしても、これまた、性格の違い、情報空間との関わりなど、千差万別だ。
しかし、続けることを第一に考えてみると、理想のようなものが見えてきた。
続けること。何年も、老後も、ずーと。
パソコンやスマホのようなもので、使い方などというものは、教わるものではない。習うより慣れろ。
世のパソコン教室ほどシラケて見えるものはないと思っている。
Windowsを立ち上げて、エクセルやワードを開き、メールの使い方など。インターネットなど情報世界と自分の関わりを高い視点から抽象的に捉えた講座など存在しない。
そう、ノートとは、パーソナル情報空間装置だ。
とすれば、重要なのはハードウェアとソフトウェア。
ハードウェアはノート。消耗品・・・ではない。
大事にしてほしい。ノート術の本では、「どんなノートでもお好きに。」と書いてあったりするが、Windowsが走れば良い、程度のスペック説明だ。
まず、大きさ。大抵の人はノートと言えば、片面のサイズを基準にするだろう。A4ノートは開けばA3なのだ。見開き前提で考えてほしい。
見開きで使うとなれば綴じノートと考えるのは早計である。
私のオススメは、ルーズリーフ。テフレーヌ。それを見開きで使う。サイズはA5。コクヨシステミックノートカバーに入れて使っている。
見開きで使うのだ。
ルーズリーフといえば、リーフ、つまり紙を基準に考えるが、ここでは巻物のように考えて使う。あくまでも時系列に。脳内空間=情報空間であり、右脳左脳と世界情報空間は繋がっている。
テレビを見たり、ネットサーフィン、読書などをしていても、考えることを止めない訓練が一番大事である。
考える=自分の考えであるのでオリジナル。初めて自分のものになる。
文字に起こせば、楽しくなってどんどん発想が連続して、サイクルエンジンのように、爆発ー収縮を繰り返すようになる。とめどなく。
ややもすると、最近のテレビは、洗脳装置ではないか、と思うほど画一的な報道や番組が多すぎる。思考停止してしまい、ハッと気づくことがよくある。
さて、ノートは思考を書き留める。書き方はランダムに浮かんだワードを線で結んだり、丸で大きく囲んで、「ということは」と抽象的にしていく。抽出していく。
うまく纏まると、それはイデアになり、アイデアになる。
絵を書いてみたりするのも面白い。無尽蔵に書き続けられる。
すると、ノートの消費が思う以上に進む。コストが気になってくる。
エンジンに例えたら、燃費を考え始めてくる。目的地は遠いのに。
私はノートはテフレーヌと言ったのは、コピー用紙を使えるため。
コピー用紙が今の所、コスパでは一番安い。
ルーズリーフにするためには穴を開けなければならない。自作である。
A5のコピー用紙でも良いのだけど、A4の方が安い。
そこで、A4を1/2に裁断して使う。
ダイソーの300円裁断機を使って、コピー用紙を裁断する。
そしてカールのゲージパンチで穴をあける。その時、全部の穴をあける必要は無い。上下だけ開ければ十分だ。
中に穴が空いていないので、書き込むスペースになるし、強度が増す。市販品はそこに使っていない穴があることで左右ページの連結が悪い。私一番のオリジナルたる所以だ。
ものすごい手間をかけているね。と思われるかもしれないけど、何ということはない。リフィルを入れ替える手間を考えたら、それこそ無思考で作ることができる。硯で墨をとく、鉛筆の芯を削る、万年筆のインクを入れるのと同じだ。
一枚が2枚、コピー用紙5枚で10枚作れる。
何より重要なのは、コピー用紙は500枚束になっていること。で300円程度。
書斎、机のそこにある事が重要で補充が心配ないこと。
前、文具マニアの話で呆れたのが、気に入ったノートを買いに銀座まで行く、という話。
買い物のついでとしても、コスパ悪すぎ。そのノート高すぎ。w
さて、そんなペースで書いていると、すぐに薄いテフレーヌは一杯になってしまう。
そこで、ファイリングシステムを作る必要がある。
本棚の一段一つ用意する必要がある。そして100均のルーズリーフプラバインダーを用意する。ここに時系列に収容するのだ。
先の話、穴を上下だけ開けたので、普通のルーズリーフバインダーには収まらない。
そこで、ニッパでプラのバインダの爪をカットする。中央8穴分をカットすればいいだろう。
これを、何冊も並べていく。透明表紙のバインダなら、1ページ目に開始日から終了日と通し番号を書いて挟んで於けばいい。
ここまでがハードウェアの話。
まだアイデア満載のノートシステムなのだけど。続く。