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がん患者が語る生命保険

みなさんこんにちは
かげです

今回は生命保険についてお話します。
生命保険に加入してますか?

保険のことなんて分からない
入ってるけど内容はよく分からない

なんて人が多いのではないでしょうか。

がん患者の目線から、生命保険がどう見えているのか

がんの診断を受けた時、
保険に入っといてよかったー
と思いました。

2022年の頭に保険に入っていたのです。
加入した時はがんになるなんて毛頭思ってなかったので、
おまもりみたいな気持ちでした。

しかし問題が起こります。
がん保険には不担保期間というものがあります。

なにそれ?
と思った方に説明しましょう。

がんの可能性が高い人ががん保険に加入してしまうと、
他の加入者にそのリスクを背負わせることになります。
保険商品は保険料と保険金が釣り合うように設計されています。
(収支相等の原則)

がんかもって思ったあとに保険に入って、
保険金を受け取ってしまう人がいると
保険のバランスがとれなくなってしまうということです。

なので不担保期間が90日間あります。
加入してから90日間は、がんになったとしても
保険金を支払わないという期間です。

僕は不運なことに不担保期間に該当してしまいました。
この事実を知った時はめちゃくちゃショックでしたし、
なぜかとても損した気持ちになりました。😢

がんで悲しい気持ちに追い打ちがかかったような感覚です。
結局、入院費、手術費等はすべて貯金から支払いました。
幸い貯金で足りる金額だったので、よかったのですが、
病室は4人部屋しか借りれなかったです。

保険は万が一に備えるもの

保険屋さんはよく
晴れの日に傘を売る仕事
と言われます

病気とは程遠い健康な人に、病気になった時に役に立つ保険を売るのです。
もちろん病気にならなければ保険料は返ってきません。

最悪の状態を考えて行動するのが大切だと思います。
例えば、僕の場合、今回の手術で100万円が請求されていたら、
それが支払えずに治療を受けられなかったかもしれません。

自分で払えない額を補填するためにあるのが保険です。

貯金は△保険は▢

治療に100万円かかると仮定して考えてみましょう。

毎年10万円貯金すれば、10年で100万円が貯金できます。
貯金から10年経った後ならばいつでも治療費を払えます。

しかし、貯金から5年後にがんになってしまうと50万円しか
貯金がないので、治療を受けられません。

一方保険は加入して90日経過すれば
100万円の保障を持つことができます。

この例えをまとめると
がんに備えるお金として100万円貯めるのであれば、
貯蓄では10年かかり、保険では90日かかる
ということです。
約40倍早く貯めることができます。

保険は1年後がんになった時に治療費を払えなさそうな人におすすめ

がんになっただけでも悲しいのに、
金銭的な理由で自分の望む治療を受けられないのは悲しすぎます。

もしもの時に後悔しないように
そして愛する家族を守るために
ぜひ保険の加入を検討したり、
加入している保険を見直したり、
病気のことを家族と話してみてください。

いろいろなことを想定しておくことで
後悔のない人生を送れると考えます。

皆さんが後悔のない人生を送れますように。

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