松本零士さんの訃報を受けて
これは過去にとあるところで書いた記事をNOTE用に再編集したものである
銀河鉄道999が教えてくれたこと、そして松本先生との小さな奇跡
突然届いた訃報に、言葉もなかった。
「松本零士さんが亡くなった」という一報。
僕にとって、松本先生は「銀河鉄道999」という作品を通して、鉄道の魅力を教えてくれた存在。
蒸気機関車が宇宙を駆け巡り、メーテルと鉄郎が機械の体を手に入れるため旅をする。このアニメが、僕の中に「鉄分」という名の情熱を植え付けたと言っても過言ではない。
実は、娘の大学の講師が松本先生だったというご縁があった。娘が目の手術で黒い眼帯をしていた際、先生はよく声をかけてくださったそうだ。
きっと、キャプテンハーロックを連想されたのだろう。
僕も娘の入学式で先生の講話を聞いたことがある。戦争、戦闘機、宇宙…先生の言葉は、今でも僕の心に深く残っている。
「星の海に旅立ちました」という報せを聞き、先生はきっと「999」に乗って銀河の彼方へと旅立たれたのだろう。
そしていつか、どこかで、私たちと再び出会う時が来るのかもしれない。
銀河鉄道999のテーマ曲とともに
銀河鉄道999といえば、やはりゴダイゴのあの名曲。
この曲を聴くと、少年の頃のワクワクした気持ちが蘇る。
松本先生、本当にありがとうございました。
先生が残してくれた作品は、これからも多くの人々に感動と夢を与え続けるだろう。