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オラパリブ
【適応追加2022.8】BRCA 遺伝子変異陽性かつHER2陰性で再発高リスクの乳癌における術後薬物療法。
今までは「手術不能又は再発」の記載であったが、再発高リスク乳がんの術後補助にも使用できるようになった。
BRCA遺伝子変異について
BRCA遺伝子変異が認められるがんとして、乳がん(約3~5%)、卵巣がん(約10%)、前立腺がん(約2%)などがある。発症する生涯リスクは、乳がんは40~80% 卵巣がんは11~40% とされ、かなり高い割合だ。
ちなみに卵巣がんへの適応では「相同組換え修復欠損」という表記になっている。
「相同組組換え修復欠損:HRD」と「BRCA遺伝子変異」で表現が異なっている。HRDという括りの中の一つとしてブラッカ遺伝子変異があるという解釈でいいと思う。