人生とは積み重ね。
ヒキニート(引きこもりニート)になってはや5年以上。
最近思うことがある。
寝て、起きて、食べて、ゲームして、
だらだらして、動画見て、食べて、動画見て、ゲームして、
そんな自分に自己嫌悪してふて寝して、また食べて、
自己嫌悪して寝るか、
そんな自分を慰めるように動画を見て、寝る。そしてまた次の日起きる。
毎日同じようなルーティーン。
別にこのルーティーンが好きだとか気に入ってるわけではない。
ひょんなことから人間が嫌いになり、信じられなくなり、リアルもネットもほぼコミュニティゼロ。
今まで一生懸命がんばってきた、這ってでもしがみついてきた学生生活の終着点はほぼ無だった。
残ったのは資格くらい。
資格というのは目に見えない道具だ。
道具は使う人次第で0にも100にもなる。
わたしの場合は前者だった。
よって振り返ったときにそれは無だった。
無に思えた。
"人間が信じられない"、"嫌いになった"のだから人間社会で生きるわたしにとって大きなマイナスになった。デカすぎ。
他に残ったのは奨学金という名の借金、働かなきゃならないのに何も信じられない・人怖いから・これ以上傷つくわけにはいかないからこそ働けない葛藤と自己嫌悪の毎日、社会に対する偏見、お金ないし人間怖いから外に出れない・出てもやることないから部屋にひたすら引きこもる時間であった。
これらが単にわたしに同じような毎日、ルーティーンを生み出した。
生み出したってだけ。
まるでループのような毎日。だが、決してループなどではない。
我々が生きている時間は確実に同一方向へ、前に向かって進んでいる。
ループのような毎日。
でも確実に時間は積み重なっている。
それが他者とわたしとの時差であり浦島太郎の正体。
そこまでわかっていてもなお、臆病なわたしはいつものような同じようなルーティーンに身を落としてしまう。
つまりはまたしてもまるでループのような、でも決してループではない毎日。
年齢を重ねることに対する身体的変化(体力が衰える・身体が堅くなる・シワができる・視力が落ちる、または逆に身体が大きくなるなど)、周りの風景や人物、身近な家族も実はウォーリーを探せばりにしっかり観察すれば細かな変化が存在する。
時間の経過に例外はない。
で、あればこそ、
このループのような毎日の中で日々を少しだけポジティブに積み重ねてみないか、と。
…ようやく冒頭の思っていることが言えた。(笑)
学生時代後半のその全てを失ったような感覚のわたしが最近思うことがある。
…また話が長くなりそうだ。
わたしは絵を描くのが好きだ。
具体的には、自分の想像したもの・空想したものを形にしていくのって楽しい。
わたしは2次元が好きだが、当たり前だが脳内で思い描いている絵は実際形として現実には現れない。
だからわたしは2次元には行けないし行けていない。
…それはまぁ、置いといて、例えば筆をとって想像したその全てを現したくとも思い描いた50%も描き現せない。
そんなことだらけ。
場合によっては残酷な結果として現れる。そしてそれにわたしはショックを受ける。
わたしは思う。
あのとき窓辺で、教室の隅で絵を描いていたあの子はそれを続けただろうか
今も続けているだろうか
例えそれが稚拙な、俗に言う下手くそな絵でもそれは間違いなく立派な絵だ。
表現だ。
歳を重ねて、こうやってヒキニートする人生を積み重ねて思うことがある。
この世界は積み重なっている。
積み重ねで出来ている。
人も、歴史も、
自然でさえも。
わたしのだらしない身体もメンタルもこれまでの積み重ねの先に出来たものだ。
…話を戻そう。
上からしたたり落ちる水滴はちっぽけなものだ。
しかしそんなちっぽけな存在もひたすら続けば、幾万という年月・その積み重ねによってやがて大地に穴をあける。
あるいは湖と化す。海かもしれない。
スケールの大き過ぎる話だが、人間の人生もある程度は当てはめることが出来る。
つまり、このループみたいな毎日も、例えば毎日少しずつ絵を描けばいずれ・いつかは多少上手くなるのだ。
配信も同じ。
コミュ障もずっと話せば少しはマシになる、かもしれない。
水滴レベルの何かも積み重ねれば水たまりくらいにはなる。
水たまりになれば水滴では認知出来なかった人にも伝わるようになる。認知される。
長ったらしく話したけど、当たり前の話だった。
ごめんね🙏(笑)
まあそういうもんだwww
わかったような口をきくが、人生とは積み重ねただけ深く、しかしその根本はひどく単純なものがほとんどだ。
あるいは単純なものがなんかこう、小難しそうに積み重なってるだけ。
人間としてクセありありなわたしもそう。
細かく見ていけば単純明快。
所詮は同じ時間を生きているのだ。
積み重なっているだけ密度が大きく見えるだけ。
人生の浅いところ濃いところ、当たり前だがそれぞれ違う。
でも人間は割と愚かだがら、そんなことわかってる癖に時々足元が見えなくなって浅いだの濃いだのマウントをとってしまう。
傲慢になって互いの尊敬を忘れてしまう。
どっちが上とか争ってしまう。
本当におばかだね、いやわたしもなんだけど。
わたしも人間が過ぎるんだけど。
煩悩だらけなんだけど。