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【番外編】新潟 大地の芸術祭にいってきた
越後湯沢の健保保養所が当たったことをきっかけに新潟にしばらくいることに。
越後湯沢で何か見るところないかなと思って調べたところ、越後妻有で芸術祭が開かれていることを知る。
2000年に始まったとのことなので、日本における芸術祭の先駆けと言えると思います。
直島や豊島で有名になった瀬戸内国際芸術祭は2010年に始まっているので、その10年前になるのです。
過疎高齢化がすすむ地域の独自文化や景観とアートの融合により、代々受け継がれてきたものを残しつつ、より多くの人に目を向けてもらう取り組み。
大地の芸術祭は1996年にすでに構想が始まっており、地域の方々の反対により1999年の延期を経て2000年に初めて開催される。
ガイドさんの話をおぼろげな記憶で思い出すと、ちょうど平成の大合併が進められるタイミングで、新潟「県」が単一の市区町村の取り組みでは意味がないので、複数の町村が協力した上でこの芸術祭に取り組む場合に9年間(要するに3回分)の助成金を出すという条件で進められたのだそうです。
地域に根付く人たちにとっては新しい取り組みは受け入れがたいものだったはずだが、今こうやってコロナによる1年間の延期を経て、今年8回目の開催を迎えたのです。
単独旅行で、車で回るのも非効率的かと思い、芸術祭委員会で催行してくれる1日バスツアー(モモンガ滑空コース)に参加してみました。
1. Tunnel of Light
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2. 越後妻有清津倉庫美術館
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3. ポチョムキン
産業廃棄物が積み上がり問題になっていた箇所にできた作品
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4. 香港ハウス
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5. 上郷クローブ座
廃校となった上郷中学校を活用したフォーミングアーツをメインとした場所。
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6. 奴奈川キャンパス(ランチ)
廃校となった奴奈川小学校を活用。新たな交流の場として、女子サッカーチームの拠点にもなっている。
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7. まつだい「能舞台」
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8. 絵本と木の実の美術館
生きものの気配がする空間絵本をイメージした美術館として2009年開催から開館。こちらも廃校となった小学校を利用。
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【アソビューで申込み。ツアー代金は13,000円+鑑賞パスポート4,500円】
正直最初たかーいと思ったのですが、今となっては大地の芸術祭に関わるすべての方へと思うと高くないなと思いました。
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ランチでは、六本木のJean-Georges Tokyo や青山一丁目のThe Burnで料理長されていた米澤文雄シェフ監修で地元のお母さんたちがサーブしてくれる料理を堪能します。
ガイドさんは、大地の芸術祭に長い間携わってこられた方で、案内もスムーズで芸術祭の成り立ちやアーティストの作品に対する想い、地元の方たちの想いなどを丁寧に説明してくださり理解が深まりよかったです。
担当して頂いた横田ガイドさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
芸術祭で過疎化が止まることはないけれども、観光として来てもらう人を増やして地元の新たな魅力として残していくために芸術の力はとても大きいなと思うのです。
また、常に思うのは、県、市区町村、企業、携わる地元の人たちが手を取り合うことが必要で、どれかがかけたら実行できたとしても継続は非常に厳しいものになるのかなと思います。きちんと手を取り合うことで大きな力となり拡散、浸透していくのだと思います。
実は!!!!!
山口県でも、宇部ビエンナーレという野外彫刻のコンクールが2年に1度開催されています。宇部市が主催していますが、60年もの歴史があるイベントです。
今年も10月2日~11月27日でときわ公園内のUBEビエンナーレ彫刻の丘で開催されています。
ちょうど11月に山口に帰るので、行ってみようと思っています。
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