【第15回】失敗した時こそが褒めどころ
3歳までに天才スイッチをONにする
輝きベイビー育ての専門家 伊藤美佳です。
本日は、
失敗した時こそが褒めどころ
についてお伝えします。
♢
以前、いつもケンカっぱやい
男の子がいました。
しかし、その子が
・おもちゃを取った時
・叩いた時
・乱暴した時
・かみついた時
先生はそのことについて
何も言いませんでした。
「叩いちゃダメよ」
等言ってしまうことが多いかと思いますが
その先生は一切何も言いませんでした。
その代わりにその先生が行ったのは
次の二つの言動でした。
1.ダメな行為を指摘しない
「それ欲しかったのかな?」
と、その子の気持ちを代弁して伝えました。
2.気持ちを代弁する
次に、傷ついた子の
気持ちをひたすら伝えました。
「叩かれて痛かったみたいよ」
「おもちゃ取られて泣いてるね」
♢
さて、そんな日常が繰り返され
その子はどうなったと
思いますか?
もちろん時間はかかりましたが
友達を叩かなくなり
無理やりおもちゃを取らなくなり
噛み付かなくなりました。
実はこの子は自分でもわかっていたのです。
・いつも叩いてしまう自分
・おもちゃを取ってしまう自分
・噛みついてしまう自分
そしてそんな自分が嫌いな事を。
でも、分かっているのについ
手が出てしまう
噛み付いてしまう
「誰か僕を止めてー!」と
心の中では叫んでいるのです。
「ダメだってわかっているけどやっちゃうの。。。」
つまり、ダメなことは
自分でちゃんとわかっているのだから
敢えてその事に関しては一切言わず、
「その子の気持ち」
「相手の気持ち」
を伝えていったのです。
すると、段々と思いやる気持ちが
その子の心に浸透していきました。
♢
人は失敗したり
ダメと思ったり
挫折を味わう時
もう充分に落ち込んでいます。
さらに追い打ちをかける必要はありません。
そうではなくて、
次に向けてどうすれば
良いかを一緒に考えること。
そして、良い方向に向かった時、
この子の場合は
叩かなくなった時
噛み付かなくなった時
我慢できた時
「今、叩かないで我慢してたね!」
「おもちゃを取ろうとしたけれど自分で止めてたね」
と、その時のお子さんの頑張りを
褒めていきたいものです。
失敗した時こそ
落ち込んだ時こそ
”タイミングと褒めどころを押さえて、褒める”
この技術をお子さんが小さい時に
習得してしまいましょう。
このコツを覚えていったら
思春期の大変な時期も
ラクに乗り越えられますよ。
さて、次回からは
天才スイッチONにする
メソッドについて
触れていきますね!
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----- 伊藤美佳プロフィール -----
9月19日生まれ おとめ座
保育園・幼稚園教諭通算26年
幼稚園の代表職として
経営難だった幼稚園を人気園とする
子ども自ら学びたくなる
環境作りと子どもの主体性を
邪魔しない教員の教育を図り
新しい教育法を生み出した
私の教える乳幼児教育とは
もともと持っている力を活かす教育方法。
私はこの考え方と教育を
日本全国のママ・パパに届けることで、
子ども達がイキイキと元気になり、
日本中を明るく元気にする!との思いで起業
人の持っているGrace(恩恵)を
ダイアモンドのように輝かす会社として
株式会社D・G・P設立
((株)ダイアモンド・グレイス・プロダクション)
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