見出し画像

BCG治療 1/6回目

BCG治療。国立がん情報センターによれば以下の通り。

2)BCG(ウシ型弱毒結核菌)注入療法
ハイリスク筋層非浸潤性膀胱がんや上皮内がんに対して行われる治療法です。毎週1回注入し、6~8回繰り返します。注入終了後も1~3年間は注入を維持した方がよいとの推奨もありますが、具体的なスケジュールは定まっておらず、実際に完遂率が低い、副作用も高頻度にみられるなどの問題点もあります。

とにかく、注入するのだと。注入して、溜めて直接薬剤を効かせるのだということは分かった。
でもどんな手順か知りたかったので、前日に他の方のブログなど情報を見て確認。 情報によると、注入後院内で1時間から2時間滞在し、膀胱内にたまったお小水を病院側に提出しなければいけないとのこと。

事前に、この治療をして問題がなさそうか、パッチテストか何かをして判定。結果、「やや副作用が強く出るかもしれない」ことがわかり、毎週ではなく2週間に1回のペースで治療を行うことになった。

 いよいよ治療初回、当日

 当日、治療の前に採尿。 特に何も言われなかったので、尿潜血等はなかったのかも。 事前の面談で、今回の治療をはじめることを改めて確認。治療準備へ。 改めて名前を呼ばれて初治療。

 まずは尿道に管を入れて、膀胱に溜まっているお小水を出す。 その上で、管を通じてbcgを注入。注入中は液体が入ってるなという感じはしたけど、それだけ。 特に痛みも強い不快感もなし。
 治療自体はすぐに終わり、1時間ほど薬を入れておいて、1時間後にお小水を提出するよう指示を受ける。また、結核菌が入っているので、抗生物質の処方も受ける。

 病院内で待機。本当はお薬も待ち時間中に取りに行きたいけど、外の冷たい空気で尿意が強くなったら嫌だと思い、ぎりぎりまで院内に。 すぐに症状がでるかと思ってたけど院内で待っている間は特段症状はなかった。
時間が来たので、お小水を出して提出。この日は終了となった。

1日目は、結局その後あまり変化はなく、就寝した。
2日目以降、たまに頭痛と少し排尿痛が始まる。でもこの日の排尿痛は、生理初日等のそれに比べればまだマシだった。 夜中にお手洗いに起きるようになった。 夜中の一回が痛かった。
説明書によると3日目がピークとのこと。 酷くはないが、頭痛と腹痛が続く。排尿痛もしばしば。 体が本調子な感じはしない。
今日は出勤を控え、在宅勤務をさせてもらう。 
その後、痛みなどはなくなり、通常の日々を過ごすことができた。

1回目は、少し辛かったけれど、そこまでの辛さはなく無事に終了した。

もう1つの検査結果、HPV

 病院でたくさんの時間を使うことがわかっていたので、この日は通院デーにしようと思い、午後に婦人科への予約も入れていた。
案件は、「子宮入り口の軽度異形の可能性あり(子宮頸がんの可能性あり)」という診断を少し前に受けており、この結果を確認するため。

膀胱癌が発見されたタイミングは、まさに不妊治療を始めようとしていた矢先だった。もう若くもないので、早めに不妊治療に取り掛かろうと各種診察を受けている最中に発覚した。だから、癌のことももちろんショックだったけれど、不妊+癌の組み合わせはなお更にショックだった。

もし、これでHPVも陽性だったら、もし、これでBCGが効かなかったら。
考えてもしょうがないはずの「もし」がグルグルと頭の中を回っていた。私と一緒に生活してくれると決めた夫に申し訳ないと思った。

結果、HPVは陰性だった。HPVのウイルスの種類を分析しましたが、悪い番号のものではなかったで、半年に1回様子を見ていこうという言葉が医師から告げられた。 

どっと力が抜けた。1つ救われた。

いいなと思ったら応援しよう!