青年期: 中途挫折と神経症
凄惨ないじめにも負けず勉強をがんばった私は、中学受験で滑り止めの学校になんとか合格しましたが、ここである意味燃え尽きてしまい、途端に勉強が嫌いになりました。
結局その中学を2年で中退し、ここから中途挫折の人生が幕を開けたのです。
転校先は辺鄙な場所にある小さな中学校で、みんなで私を暖かく迎えてくれました。
学校生活にも慣れて高校受験の志望校を決めた矢先、何の前触れもなく強烈な不安を覚え、そして呼吸困難になりました。
これはパニック障害という神経症で、「死ぬのではないか」という恐怖もあり本当に苦しかったです。
受験勉強に集中できるわけもなく、志望校の受験を諦めざるを得ませんでした。
長くなりそうなので、詳しくは別の機会に書きたいと思います。
そうしたこともあり、推薦で入れる高校に合格し入学しましたが、入学早々「ここは合わないな」という直感しかありませんでした。
パニック障害の発作の頻度は少なくなっていましたが、それでも通学中の電車内で起きることもたまにありました。
案の定、高校では友達ができずに一人寂しく過ごすことが多かったので、学校をサボるようになりました。
ここも半年で中退して通信制の高校に転校しました。