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ラボ日記(令和5年9月19日)子ども・子育て分野のワーキング活動が開始しました。
令和5年9月19日(火)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びかがわDX Labフェロー 17名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab
本日は、かがわDX Labラボにおける研究項目:子ども・子育て「児童相談所等支援体制強化WG」のキックオフを開催しました。
本WGは、児童相談所等の職員の業務を再点検し、デジタルを活用して、業務の効率化や関係機関とのデータ連携等を強化することで、これまでの業務のやり方を見直し、児童相談所等における支援のスピード及び質の向上を目指しています。
本日は、県内2自治体、県、かがわDX Lab会員が集まり、主に以下の点で議論が行われました。
・業務の棚卸しを行いデジタル技術の活用を検討。(業務のやり方を見直す)
・市町と児童相談所との役割分担・連携(特に支援の入口と出口)について
・ベテラン職員の経験の継承について
・組織や部署をまたいだ連携において、情報をどこまで共有できるか
かがわDX Labフェローからは、「民間の力を借りるモデルも検討するなど踏み込んだ議論をするべき」や、「スピード感を持った対応を実現するには、関係部署での情報の連携が必須であり、組織や部署をまたいだ情報の共有については、足並みをそろえた運用が必要。場合によっては所管省庁も巻き込んで議論する必要がある」などご助言いただきました。
現場の職員からは、現在でもマニュアルやツールは既に豊富にあり、職場の研修などのサポート体制もある中、よりスピード感を持って適切に対応するためには、ツールなどを使いこなす「経験」が必要であるといったことが指摘され、例えば、そのような「ノウハウの継承」にデジタル技術を活用できれば、支援の質が担保され、職員の育成にもつながるといった意見がありました。
今後は、WGで業務棚卸しや職員へのヒアリングを行うとともに、自治体間連携についての意見交換を深め、具体的な実証研究の内容について、議論を深めてまいります。
今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。
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https://kagawadxlab.pref.kagawa.lg.jp/
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