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ラボ日記(令和5年5月12日)自治体職員向けに「神戸市におけるEBPMの推進とオープンデータの取組」と題して勉強会を実施しました
令和5年5月12日(金)晴れ
参加者:県・市町職員等 約40名(オンライン含む)
場所:かがわDX Lab
神戸市企画調整局 政策課から講師をお招きし、自治体職員向けに「神戸市におけるEBPMの推進とオープンデータの取組」と題して勉強会を実施しました。
神戸市では、EBPM(エビデンスに基づく政策立案)の推進のためのさまざまな取り組みが行われています。
今回の勉強会では、下記のことを中心に、データ利活用の取り組みについて、ご紹介いただきました。
・EBPM取組のきっかけ
・庁内データ連携基盤
・神戸データラウンジについて
・データ利活用人材の育成
・オープンデータの取り組みについて
・統合型GISの取り組みについて
神戸市では、BIツールを使ってダッシュボードをDIY(Do It Yourself)し、
職員で共有することで、多様な統計データを政策立案に活用しています。
職員の主体的な取組みが連鎖するかたちで、さまざまな部局にひろがっており、スピード感をもって、柔軟に対応されている、非常に素晴らしい取組みだと思いました。
また、自治体の中でデータ利活用やDXに向けた取り組みを広げていく地道な活動の大切さや新たな取組みに挑戦する組織風土など、同じ自治体職員として非常に参考になりました。
そのほか、本勉強会で挙げられたデータ利活用のポイントは下記のとおりです。様々な団体、所属で生かせると思いますので、最後にご紹介をさせていただきます。
★データ利活用のポイント★
〇時代の流れを捉え、目線を高く
デジタル革命の急速な進展を意識し、やれることから戦略的に
〇トップダウンもボトムアップも重要
トップの理解はとても重要。でも職員の変えたいという気持ちも重要成果は庁内共有し、職員の「やってよかった」を拡散
〇チームで 取り組む
〇人材育成は重要、外部任せにしない
外部環境の変化に柔軟に、スピード感を持って対応するには DIY の精神が重要。圧倒的 当事者意識を持って、主体的に。
かがわDX Labでは、Lab会員の学びの場として、今回のように、DXに向けて、また地域の課題解決に向けた勉強会を開催していく予定です。
勉強会など、かがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。
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