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ラボ日記(令和5年10月5日)量子コンピュータを用いた社会課題解決についての勉強会を実施しました。
令和5年10月5日(木)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びかがわDX Labフェロー 約50名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab
本日は、かがわDX Lab会員事業者の方から、量子コンピュータを用いた社会課題解決についての勉強会をしていただきました。
身近な現実の問題には、選択肢が多く、解くことが難しいものが多くあります。そういった問題について、環境条件を数学的に捉え、さらに量子コンピュータや数理最適化を用いることで、より複雑な問題に対する最適解を求めることができるようになるということでした。こういった手法は、かがわDX Lab内の各WG活動の中においても大いに活用できるのではないかと考えております。
自治体職員の方からは、
・ベテラン職員が調整していたシフトの最適化に活用できそう
・コストや人員の制約など、定量的な条件だけでなく、感情や満足度といった定性的な条件があるが、それらをどう数学的に設定するのか?
・たとえば、渋滞緩和での活用を想定して、最適解を得るための処理はどれくらいのスピードで行うことができるのか?
など、現場での活用を見据えた意見や質問が飛び交いました。
また、民間事業者会員からは、地域で、自ら社会課題を数学的に捉え、分析できるような人材を育てるような取組みも必要かと思う、といった意見があげられました。
かがわDX Labフェローからは、職員の適材適所への配置など、組織マネジメントにも活用できるのではないかとのご意見をいただきました。
今後もかがわDX Labでは、DXやデジタル化、業務効率化につながる勉強会を開催していきます。(かがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます)
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