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ラボ日記(令和5年5月16日)自治体職員向けに「データを使った児童福祉の取組」と題して勉強会を実施しました
令和5年5月16日(火)晴れ
参加者:県・市町職員等 約35名(オンライン含む)
場所:かがわDX Lab
本日は、ラボに民間事業者の方をお招きし、県内の児童福祉分野担当職員及びデジタル分野担当職員向けに「データを使った児童福祉の取組」と題して、サービスをご紹介いただきました。
児童虐待の相談件数は全国的に年々増加している一方、児童相談所及び自治体の職員は、限られた人員で対応に当たらざるを得ない状況にあります。
また、虐待を受けている子どもや支援を必要としている家庭を早期に発見し、適切な保護や支援を図るために、関係機関の間で情報や考え方を共有し、適切な連携の下で対応していくことが重要とされています。
本日ご紹介いただいたのは、ICTとデータを利活用した課題解決支援サービスです。動画を使ってのデモンストレーションを受け、サービスの利便性を実感することができました。この他にも、データ分析や職員研修の提供も行っているとのことでした。
子どもの安全のために迅速な対応が求められる児童虐待対応において、個人情報に配慮しながら、安全に情報共有や情報連携を行う仕組を整理することで、業務が効率化され、結果として、職員が子どもやその保護者と直接関わる生身の支援業務に、より注力できるようになることが期待できるほか、ICTやAIのサポートにより、職員の経験等により左右されかねない判断の質が担保される仕組も非常に魅力的でした。
デジタル技術をどのように活用するかが重要であり、現状を認識し、課題は何かを明確にしたうえで、その解決策としてデジタル技術を活用することで、今回紹介のあった事例のように、業務の効率化や県民サービスの質向上につながることが期待できると感じたところです。
引き続き、かがわDXLabでは、あらゆる分野でデジタル技術の活用方法をみなさんと研究していきたいと思います。
かがわDX Labでは、Lab会員の学びの場として、今回のように、DXに向けて、また地域の課題解決に向けた勉強会を開催していく予定です。
勉強会など、かがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。
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