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ラボ日記「観光・移住促進WG」の実証研究成果報告会を実施しました。
令和6年7月25日(木)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約70名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン
本日は、観光・移住分野の研究項目「観光・移住促進WG」の実証研究成果報告会を実施しました。
本WGは、新たな観光移動ニーズに応え、交流人口を拡大すること等を目的として、昨年9月に官民で構成するワーキンググループを設置し、課題の深堀や効果的な解決策の検討など計12回のワーキング活動を経て、R6.4.4~R6.6.4の期間、「観光・移住促進及び地域の利便性向上を目的としたマイナンバーカード認証に基づく情報発信及び電動キックボードの実証」を高松市内で実施しました。
実証実験の結果、電動キックボードは2か月間で600名以上の方にご利用いただき、計1,000回を超える利用がありました。特に、20代~30代の利用率が高く、15分未満の短時間利用が非常に目立っていました。
この結果を踏まえ、会員事業者の中では、地域住民や観光客の移動の利便性向上等を目的とし、高松市中心部における電動キックボードのシェアリングサービスの事業化が検討されております。
参考|電動キックボードシェアリングサービス事業化に向けたポート設置場所をご提供いただける事業者さまを募集します(外部リンク)
https://www.anabuki-housing.co.jp/news/content.php?news_id=459&news_category_cd=0
マイナンバーカードを利用した属性に応じた情報発信については、登録手順の煩雑さが利用の障壁となっていると考えられるため、登録手順方法の見直し等改善が必要と考えています。
上記のとおり、ラストワンマイルの交通手段を補完する電動キックボードの実装に向けた検討が個別に進められており、今後は、全体WGとしての定期開催はいったん終了しますが、必要に応じて適宜かがわDX Labでのまちづくりに向けた議論を進めてまいります。
かがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。