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ラボ日記「要支援者等の共助モデル構築WG」の第14回目を実施しました。

令和6年7月25日(木)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約29名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Labo及びオンライン

 本日は、ラボにおける福祉・防災分野の研究項目「要支援者等の共助モデル構築WG」の第14回目を実施しました。
 本WGは、認知症高齢者等の要支援者に対して、位置情報を活用することを念頭に、徘徊捜索支援や災害時の迅速なサポート体制の整備など、平時・災害時それぞれのケースに合わせた支援策を、行政のみに頼らない、民間事業者を含めた地域で支え合う仕組みを構築することで、より実効性の高い、「共助型社会」の実現を目指しています。
 本日は、県内3自治体、県、かがわDX Lab会員が集まり、主に実証内容に関する議論が行われました。
本日のWGでは、それぞれの機能において実施する実証について結果や状況が提示され、議論が行われました。
今回は主に、見守り側の立場であるご家族に対して実施したアンケート(ニーズ調査)の結果が共有されました。
 徘徊された経験がある方のご家族、一人暮らしの親と別居するご家族、支援が必要な状態の親と同居するご家族、そして介護施設入居者のご家族の4つのグループに対してアンケートを実施しました。
 アンケートは、現在直面している課題、見守りとして工夫されている取り組み、そして見守りサービスにおけるニーズ等についてお伺いしました。
アンケート結果から、「徘徊経験がある方の年齢について、若い方も一定数いることに驚いた」といったコメントや、「徘徊対策として、見守り対象者がマンションから出た際にご家族に通知される機能があるといいのではないか」といったアイディアなど、活発な議論がなされました。
 今回、立場が異なるご家族にアンケートを実施したことにより、それぞれの状況に応じた具体的なサポート策を検討するためのデータが得られたため、今回のワーキングで挙げられたアイディアやご意見も踏まえて、引き続きサービスの設計を進めてまいります。
 また、具体的な実証研究計画の策定・実行、及び詳細なビジネスモデルの構築に向けて、引き続き議論を進めて参ります。
 今後もかがわDXLabの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。

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