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ラボ日記「教育データ利活用WG」の第16回目を実施しました。

令和6年12月19日(木)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約16名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン

 本日は、かがわDX Labにおける研究項目:教育「教育データ利活用WG」を開催しました。
 本日のWGでは、まず幹事団体の県教育委員会から、前回協議した、生成AI活用時の機械学習の制限や、考えや振り返りの文章記述を充実させる工夫等について、実証事業の仕様書に反映した記述案が提案されました。また、成績の記録といった校務系データについては、セキュリティ上、学習系データほど簡便にはクラウド基盤に蓄積しづらい点に留意すべきであることが検討課題として共有されました。
 それを受けての主な協議として、まず文章記述については、その取組が形骸化しないよう、書かせる頻度に配慮したり、子ども自身が教師など他者に見せたくない場合は任意に設定ができるよう工夫したりすることが重要であるとの指摘がなされました。また、校務系データについては、来年度の実証事業においては扱いづらいものの、中・長期的にどのような展望をもっているのか、再度整理する必要性が浮き彫りとなりました。
 次回に向けては、特に校務系データについて、県や市町教育委員会が別途進めている校務支援システムの検討状況等について、WGでも共有し、データ利活用の全体像を固めていく方向性で合意しました。

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