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「かがわDX Lab」発足

はじめまして、かがわDX Lab事務局です。
2022年4月18日「『かがわDX Lab』発足記念ミーティング」を香川県高松市で開催し、本格的に「かがわDX Lab」の活動がスタートしました。

本ミーティングでは、かがわDX Labフェローの3名が「明日の香川を創るために、真のDXとは何か、私たちは何をすべきか」についてそれぞれの立場から熱く語りました。

自治体職員や自治体と共に地域社会を良くしていこうとする民間事業者や個人の方、DXに関心がある方などに参考になる内容となっています。
(アーカイブ配信:かがわDX Lab YouTube

詳細はぜひアーカイブをご覧いただきたいのですが、ここでは、本ミーティングでのかがわDX Labフェローの発言を引用したうえで、自治体職員である私が考えたことを少し記そうと思います。


「単にITを導入するのがDXではなく、業務やサービスを変革するのがDX。まずはデジタルありきでなく、ゴールを決めることが大事」

久米 洋介/株式会社STNet 常務取締役 ビジネス営業本部長

「意識を変えるために必要なのは、課題や出来ないと思っていることをオープンにすること。オープンにしたうえで地域に出ていって対話し、その課題や出来ないことをみんなで考えることが大事」

関 治之/一般社団法人コード・フォー・ジャパン 代表理事

「これまで自治体は処理と分配に注力してきた。しかしこれからは住民にどう寄り添えるかが大事。かがわDX Labでは基礎自治体だけでなくて、広域自治体も参画して、地域のことを俯瞰し、地域をどのようにつくっていくかをみんなで考えることができる場」

山口 功作/合同会社側用人 代表社員

かがわDX Labでは、地域のDX(デジタルトランスフォーメーション)を目指しています。
DXという言葉が流行していますが、「デジタル」という言葉に引っ張られるせいか、ITやデジタル技術を活用して業務を効率化する、ということに重点が置かれがちだと思います。(私もデジタルツールが好きなので、その方向で考えてしまいそうになります)

自戒も込めて記しますが、本当に重点を置くべきなのは「トランスフォーメーション」の方で、いかに地域社会に「変革」をもたらすか、を考える必要があります。
そのためには「住民が幸せになれる社会」を突き詰めて考えることが重要で、その社会を定義した後に、手段として「デジタル」が登場するし、場合によっては登場しないかもしれません。(デジタルありきで考えない)
またその社会を実現する方法は、かがわDX Labフェローや民間事業者、地域の方々と共に考えることができるのです。


山口フェローは「香川県は一番下からのスタート」と発言されています。しかし「デジタルの世界は一夜にして最下位から逆転できる世界」とも言っています。

かがわDX Labはスタートしたばかりです。
かがわDX Labでは、みんなで考えた「住民が幸せになる社会」の実現に向け、みんなとの共創により地域のDXを進めていきます。

かがわDX Labフェローによる熱いトークセッションは参加者の気づきにつながったようです

今後、かがわDX Labの活動状況やお知らせは、このnoteで発信していきます。ご興味がある方はぜひフォローをお願いします☺

【かがわDX Lab発足記念ミーティング 概要】
日時:令和4年4月18日(月曜日)14時30分~
場所:情報通信交流館BBスクエア
アーカイブ配信:かがわDX Lab YouTube

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