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ラボ日記「児童相談所等支援体制強化WG」の第7回目を実施しました。

令和6年5月10日(金)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約20名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン

本日は、かがわDX Labにおける子ども・子育て分野における研究項目「児童相談所等支援体制強化WG」の第7回目WGを開催しました。
今回は、今年度最初のワーキングとなり、昨年度の振り返りと今年度に実施する実証実験の進捗状況や内容について確認しました。
児相においては職員は増えたが業務の増加に追いつかず恒常的な残業など負担感が大きく、市町では非常勤職員中心の人員配置も含め相談支援体制の充実に苦慮しているなどの課題があったことから、それらを解消するために昨年度ワーキンググループを設置し、かがわDX Labとして計6回のワーキングなど議論、勉強会、視察等を実施しました。
その結果、県・市町・関係機関の「連携」「協働」の仕組みの構築や子ども家庭相談に携わる職員の負担軽減などが必要であるというビジョンが共有され、今年度はそのための実証実験に取り組むことになりました。
今年度予定している実証実験では、児相・市町職員がそれぞれ調査を行う際、調査項目をガイドする調査補助システムを導入し、記録の効率化や事務負担軽減に係るツールを活用するとともに、児相・市町間のデータを相互参照する環境を構築することとしております。
現在、調査補助システム導入に向けた手続きを進めており、近々公募開始の予定となっています。
また、調査補助システムの導入だけでなく、働き方の見直しも必要であるとの観点から、組織の垣根を超えたリモートワークの実施や支援技術の伝承などのサブ実証にも取り組むこととしています。

出席者からは、実証実験をより効果的なものにするためには、評価項目を事前に整理し、参加者で共有しておくことが重要であるとの意見が出されました。

今年度も引き続きワーキンググループでの話し合いを続けていきたいと考えております。

今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。


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