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ラボ日記(令和5年10月24日)福祉・防災分野の第2回目WGを実施しました。

令和5年10月24日(火)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約25名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab

 本日は、ラボにおける福祉・防災分野の研究項目「要支援者等の共助モデル構築WG」の第2回目を実施しました。
 本WGは、認知症高齢者等の要支援者に対して、位置情報を活用することを念頭に、徘徊捜索支援や災害時の迅速なサポート体制の整備など、平時・災害時それぞれのケースに合わせた支援策を、行政のみに頼らない、民間事業者を含めた地域で支え合う仕組みを構築することで、より実効性の高い、「共助型社会」の実現を目指しています。
 本日は、県内3自治体、県、かがわDX Lab会員が集まり、目指すべきサービス像や、実証研究に向けての議論が行われました。
 認知症高齢者等の徘徊については、捜索願が出されないようなケースは、行政においても把握が困難であり、実態の件数が掴めないといった問題があり、かがわDX Labフェローからは、「全体像が把握できない点にこそ課題があるのではないか。関係省庁に対し、実態把握ができるよう提言してはどうか。」といったアドバイスもいただきました。
 自治体からは、「要支援者にもさまざまな状況の方がいらっしゃるため、主にどういった方に対するサービスを考えるのか」や、「要支援者の方は持ち歩きできるものでも携帯できないケースが多いため、いかにして周囲が異常に気付くことができる仕組みをつくるか」といった質問や意見が出されました。
 民間事業者からは、すでにあるサービスなども活用することや、仮に非常時等の駆け付けを行うとしたら、警備事業者等との調整等も必要といった意見が出されました。
 今後は、具体的な実証研究に向けて、議論を含めて参ります。

 今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。


※かがわDX Labの役割、施設の概要、施設利用料金などについては、かがわDX Labのホームページをご覧ください。
https://kagawadxlab.pref.kagawa.lg.jp/

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