ラボ日記「要支援者等の共助モデル構築WG」の第11回目を実施しました。
令和6年4月19日(金)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約21名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン
本日は、ラボにおける福祉・防災分野の研究項目「要支援者等の共助モデル構築WG」の第11回目を実施しました。
本WGは、認知症高齢者等の要支援者に対して、位置情報を活用することを念頭に、徘徊捜索支援や災害時の迅速なサポート体制の整備など、平時・災害時それぞれのケースに合わせた支援策を、行政のみに頼らない、民間事業者を含めた地域で支え合う仕組みを構築することで、より実効性の高い、「共助型社会」の実現を目指しています。
本日は、県内3自治体、県、かがわDX Lab会員が集まり、主に実証内容に関する議論が行われました。
本日のWGでは、それぞれの機能で必要な実証をどのような内容で行っていくかについて提示され、それぞれ議論が行われました。
具体的な内容については、ご協力いただく自治体や介護施設の方と決定していく方針となりますが、追加で行うべき実証などそれぞれ意見が出されました。
かがわDX Labフェローからは、「GPSを用いた実証の部分では、実際に徘徊を行い、徘徊知得までの時間を算出・比較したほうがいいのでは」「見守り側のニーズ調査の部分では、香川県の介護施設とコンタクトが取れる自治体に協力していただく形で進めていくこともできるのではないか」といったアドバイスもいただきました。
自治体からは、徘徊発生時や災害時のフローが共有され、実証シナリオを精緻化するための情報をいただくことができました。
今後も、具体的な実証研究計画の策定、及び詳細なビジネスモデルの構築に向けて、引き続き議論を進めて参ります。
今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。