レヴィアタンに踏まれ隊 ゾンネ構築
B51-073 枢要大罪“嫉妬” レヴィアタン
B51【爆照!一番星】の新SSR。ゲーム中一回、異なるコストのリブートゼクス5体を生贄に、ようやく手札から出せるゼクス。クセがつよい(色んな意味で)ものの、その分効果が強力なカードです。
⋯⋯え?
五体も並んだなら殴れ?わかる。
IGでODヒットされたら即死?全くそうです。
そもそも回収から展開までコスパ悪い?おっしゃる通りでございます。
カード分析(ネガティブ)
ステータスと制約
非正規登場不可。コスト∞あるある。
起動コストと効果
コストが重い。素材だけで厳しいに加え、手札から発動する効果で、あらかじめに回収する事が必要。ゲーム1回の効果なので使い捨て、複数枚採用の素引きも見込みにくい。
自動誘発
ターン2全ぶっぱ効果は一見強力に見えますが、実際大穴が存在している。先ほども触れましたが、レヴィアタンはIGフェイズでは全く働く気ないので、ただ5体破壊して出して無双する事ができなくて、更なる盤面の制圧が必要し、欲を言えば他のカウンターや妨害も合わせたい。
なるほど、これは重症だなぁ(幻聴)
それでもーー!
やっぱり性癖に刺さった面白いカードは使ってみたい!そんなあなたに
レヴィアタンについて
総じて、レヴィアタンが求めるデッキは
展開が過剰していて、沢山リブートで異なるコストのゼクスを出せるのに打点に変換しづらいデッキ。
公開領域の増加とサルベージする手段が豊富、展開や攻撃のついでに手軽くレヴィアタンを手札に加えることができるデッキ。
レヴィアタンを守れる、IG阻止あるいはIGだけで返せない盤面を形成できるデッキ。強力なカウンターを構えるデッキ。
レヴィアタンで1ターン凌ぐによって、次のターンでちゃんとリーサルを取れるデッキ。
もちろん、そんな都合のいいデッキはこの世のどこにも存在しま⋯⋯
⋯⋯しますね、そう言えば。
ゾンネについて
前期環境でクラスメイトのネフライトと共に環境暴れまくったゾンネですが、三神器のクロスボウ(ターン1エラッタ)、ラヴ(ターン1、ハンデス量エラッタ)、トラディス(自壊不可能エラッタ)を失い、加えてZDANも登場して、もう昔のようにANEXも手札カウンターも何もかも貫通して3Tリーサル光景は見えなくなった、ってかもう見たくないんだ。
ゾンネに課された挑戦は三つある。
一つ目は、クロスボウのエラッタにおける手札減少。ゾンネは元々トラッシュ肥やしが得意で、クロスボウのエラッタはトラッシュより手札枚数の被害が大きい。でも実はこの問題はもう、ラヴのエラッタより自動的に消えた。どうして昔のゾンネはあんなに手札が必要ですかーーそれは手札にラヴが3枚抱えているからです。今はZDANだけ残して、他の全部はコストとして切っちゃえばいい。
二つ目は、全ハンデスが不可能となって、相手の迎撃札を考慮しなければならない。幸いオディウムの選択肢もあって、そもそも絶界パンチはゾンネの専門だから、なんとかなれそうです。
三つ目は、トラディスのエラッタにおける1ターン中の攻撃回数激減。正直これが一番キツイと思いますね。得意な大量展開が行き場(スクエア)を失い、凶弾の効果は自壊を選択すると結局展開が出来ない。その上ZDANがダメ押しになり、ゾンネのリーサルターンが1ターン遅くなった。
この三つの問題がやがて、ゾンネは「展開と自壊のバランスが失った」、そして「相手の4ターン目に付き合わないといけなくなった」。こうなったら速攻IGOBの利点がだんだんなくなっていき、E組シフトしないとただの昔のIGOBデッキになる。
レヴィアタンxゾンネx異海BOSS
そこで、従来ゾンネの「3ターン目から山札を全部トラッシュに置き、手札のように使用」の特性を生かして、レヴィアタンを活躍させる算段です。
相手のリーサルから逃がして、IGOBの回数も保ちつづ、4ターン目で勝負に仕掛けましょう。
5体ゼクス素材
ゼクス15体ほど出してチャラ!
複数採用もサルベージも困難
一枚採用して見つけるまで山を掘る!
単体だけではIGに潰される
奇禍ゾンネ、黒BOSS、多面絶界で連合防御!
ゲーム中一回
次のターンで絶対決まる!
みたいに、ゾンネでレヴィアタンの問題点を解消します。何より、ゾンネは「元々からそうするつもりのデッキ」なので、レヴィアタンを「無理なく」使える、仮にレヴィアタンが成立しなくてもデッキは機能するのがいいですね。
ゾンネにとっても、シフトとデュナミス権を消費せずに過剰の展開力を消化し、妨害に変えて、より盤石な盤面で4ターン目に迎えると思います。
デッキ紹介
レシピ
レイド、バニー、バンシー、ZDANの6枚、枚数調整は好みで大丈夫です。
ラヴ、タンクハート、白スタリソも全然採用圏内が、クロスボウはターン1になったので、事故を避けるために名称カードは多めに採用したい。
デュナミスの破天枠も好みで。ラスターは入れてもいいですが、先の言った通り手札枚数は厳しい、アド手段が欲しいのでアリス。
展開ルート紹介⋯⋯と言いたいが
ゾンネの展開ルートに定式がそもそもなくて、トラッシュの量と内容によって大きく変わるので、割愛させていただきます。
やるべきこと
簡単に言うと、2,3,4,5,6,7,8の、7種類コストのうちに、5種類のゼクスを用意する。オススメは23457または34578。
共同戦線、もしくは7破天でレヴィアタンを回収。
大体Code reunionと併用する。E組シフトを使った場合、PSにはレヴィアタンよりANEXの方がいい。(例外はある、下記参照)
最短ルート
これらの最短ルートはレヴィアタン(+奇禍)を成立しますが、「トラッシュの質量は極めて完璧」、「凶弾がフル運転できる」、「相手リソース5以上」を前提にしています。参考程度にしてください。
パターン1(3コスト)
IGOB→凶弾→適当な4コスト(レイドなら凶弾のフォースを補充出来ます)
凶弾2回目→図書館→決意をフォースに→肌身→奇禍(レスト)
IGOBで破天アリス、レヴィアタン回収
凶弾、アリス、肌身、4コスト、図書館でレヴィアタン
パターン2(2コスト+IGヒット)
IGOB→凶弾→味覚→決意をフォースに→肌身→奇禍(レスト)
凶弾攻撃、戦線効果でレヴィアタン回収
凶弾2回目→VB
IGOB、肌身、味覚、IG、VBでレヴィアタン
メモ
最短ルートの場合、シフトはE組もCode reunionもOKです。
準備万端としても、ゾンネは2回IGOBしないとリーサルできないので、利用は計画的に。そのためにベルフェゴールを採用し、0.5回のIGOBとしていた。
レシピにはないですが、ラヴやタンクハートを採用した場合、展開途中で真ん中に出せますし、7コスト素材として運用出来ます。
余った2~4コストは少しだけでも盤面展開して、点を取り行きましょう。
上達になったら、先に攻撃を仕掛けて、攻め切れなかった!と気づいたらレヴィアタンルートに変換も可能です。レヴィアタンも相手ライフからのOD対策になれます。
最後に
ここまで見ていただき、ありがとうございました。
B51のSSR、どれも面白そうで楽しみしています。
以上、カガリビでした。