調子に乗った「公式ツイッターの中の人」は匿名を良いことに好き放題言う人そのものでしかない
ツイッターの「華麗なる公式アカウント」みたいなやつ。めちゃくちゃキモいよね!しかもキモいだけならまだしも、暴走して炎上、謝罪に追い込まれる企業も後を絶たない。
つい最近も調子に乗った「中の人」が暴走したようだ。
久しぶりのアンチ旋風のおかげで「あ、強豪クラブから勝ち点頂いてしまったんや」を感じています。
— カディスCF|日本公式🇯🇵 (@Cadiz_CFJP) December 19, 2021
首位独走の超格上に、降格圏ローカルがベタ引きサッカーで勝ち点1拾うってのも、サッカーの醍醐味の一つよ。
この味が分からないとは全く。
強いのはレアル・マドリードで、君たちではないんやで?
応援しているチームが勝っても、応援している人が勝ったわけではない。それは確かにその通り。
だけど、それは誰がそれを言っているかによるよね?
自分がツイッターを担当しているだけのチームが勝ったときに、対戦相手やファンを煽っておいて、叩かれたら
いや、すんまへん。
— カディスCF|日本公式🇯🇵 (@Cadiz_CFJP) December 19, 2021
間違った意図で伝わってしまってる。
応援しているサポーターが偉くないとは一言も言ってない。
伝えたいのは、、
「強いクラブを応援して自分も強くなった気持ちのまま、匿名を良いことにアンチコメントをぶつけてくる人」
は違うよ?ってこと。
特に後半部分。 https://t.co/v5NecDsXlK
お前も匿名だろ!!!!!!!!
自分も強くなったつもりで匿名で攻撃的にコメントしてるやつって、お前のことだろ!!
公式アカウントはチームの関係者だから、虎の威を借る狐ではないと主張してくるバカもいるのだが、足りない頭で考えてほしいものだ。
1試合も1軍の試合に出ていない2軍選手が1軍の優勝を受けて、自分たちは強いんだと調子に乗っていたらどう思うのか。お前はプレーしてないやろが。
プレーしていなくても、チーム編成に関係しているなら分かる。裏方として選手を支援しているならまだギリギリ分かる。でもツイッター公式の中の人なんてただの広報か委託された第3者だろ。2軍選手以下!お前らの力ではないんだわ!「お前が勝ったわけではない!」の適用範囲内だ。
このように、企業に知名度があるだけなのに自分に人気があると勘違いしてみっともない言動をとるのが「華麗なる公式(笑)」なのである。
公式アカウントと企業は一体のものであるというのであれば、公式アカウントでツイートされた内容はその企業の公式見解であるはずだ。
ツイッター担当者の個人の意見であり企業の公式見解ではないのであれば、その時点で公式アカウントと企業は一体ではないものとみなされる。当たり前のことである。
・生活者の購買はブランドへの投票活動
— カディスCF|日本公式🇯🇵 (@Cadiz_CFJP) December 24, 2021
・ブランドは顧客(支持者)を選ぶ(解像度高く明確化する)
時代。
両者(生活者とブランド)はお互いにそれぞれ大切にしたいのは誰かを自由に選べばいい。 https://t.co/XEJLjfjIHX
これが企業の公式見解だというのなら、ツイッターなどではなくて公式サイトに堂々と記載するべきだ。
なぜそうしないのか?それはこれがただのツイッター担当者の個人の意見だからである。
そうして企業と一体ではないただのツイッター担当者は、自分のことを知名度と人気のある企業そのものだと勘違いし、暴走し始めるのである。
そして何より重要なのが、企業と一体でないツイッター担当者の意見は、企業代表の意見ではなくファン代表の意見となる。
つまり、このクラブはこういうクソみたいなチームなんだな、ではなく、このクラブを応援しているやつらはこういうクソみたいなやつらなんだな、となるのである。だから華麗なる公式が嫌われているのである。華麗なる公式によって、ファンである自分たちの品性が貶められるのである。
うわーーーーーーーーーー最悪だ!!
こういうのを見るたびに、巨人ファンでよかったと思う。どれだけ球団がアレでも、公式アカウントが品性をもって運営されていることには安堵の心しかない。それだけでも大幅プラスだろう。
公式アカウントが自我を持ってしまうことは、ファンにとっては最悪のことでしかない。喜んでいるやつのほとんどはファンではないやつらで、ファンの中のごく一部のバカが喜んでいるだけなのを、ツイッターのバカーチェンバー効果によってみんなが喜んでいると思い込んでしまうのである。
だって、自分の応援しているチームの公式アカウントがこんなことはじめたら、まともな知能のある人間なら即座にブロックするはずだから苦言など飛んでくるはずがないのである。
「華麗なる公式」は本当に大事にするべき人が誰なのか、もう一度考えてみるべきだ。「華麗なる公式」を喜ばない人は切り捨てるというのが企業の公式見解なのであれば、各企業はそれを表明して欲しい。そうすることでそのような企業をあらかじめ避けることができ、苦しむファンが救われるのである。