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エヌビディア株のブル・コール・スプレッドの運用状況(2024年7月6日)

カガミルです。
サクソバンク証券で外国株式オプション取引をしています。

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2024年6月から、エヌビディア (NVDA) 株でブル・コール・スプレッドを開始しました。

その運用状況を報告します。

オプション取引はとっつきにくく、ハードルの高さを感じている方もいらっしゃるかもしれません。私の実際の取引がオプションの理解の一助となれば幸いです。
基本的なことを勉強したい方は、このページの最後にある「オプション投資の勉強にお勧めの書籍」を参考にしてください。


NVDAのブル・コール・スプレッドの現状

週末の7月6日時点で、以下のようになっています。
スプレッド1は6月12日、スプレッド2は6月13日に組みました。

NVDAは今週123.54 → 125.83ドルと上昇しました。
コールの価格は上昇しますが、ロングコールの方がショートコールよりも上昇幅が大きいので、含み損は-149ドルと先週末よりも減っています。

NVDAの長期的な上昇を期待しているので、短期的な損益の変動に一喜一憂せず持ち続けます。

なお前回の記事にも書きましたが、ブル・コール・スプレッドの最大損失は限定されているので、仮にNVDAが大きく下落しても原則としてポジションを持ち続けます。

ブル・コール・スプレッドの状況は、今後も報告していく予定です。

NVDAが停滞したらどうする?

NVDA株が長期的に上昇することを期待していますが、停滞する可能性がないわけではありません。

例として、TSLA株のチャートを提示します。

TSLAは急成長し2021年11月に400ドルを突破したものの、その後は停滞して一時100ドル付近まで下落しました。
先週は大きく上昇しましたが、まだ史上最高値には程遠い状況です。

NVDAも130ドル付近がピークとなり大きく下落して、長期間停滞する可能性がないとは言えません。

そうなったときにどうするかです。

株を保有している場合、塩漬けにして持ち続ければいずれ上がるかもしれません。

オプションも同様で、NVDAが再度上昇するまでポジションを更新し続ければ、いずれ上がり利益が得られるかもしれません。

それも悪くはないのですが、ピークから大きく下落したまま停滞する株を保有している場合、オプションを使うことで損益分岐点を下げられる可能性があります。

これはリペア戦略 (repair strategy) と呼ばれるもので、それを応用した方法を考えています。

NVDAが大きく下がったらNVDAの現物株を100株保有し、コールオプションを合わせたポジションをとります。

今後実践する機会があれば紹介します。

オプション投資の勉強にお勧めの書籍

外国株式オプション取引に関する日本語の書籍やWebサイトは極めて少ないのが現状です。

KAPPA先生の以下の2冊は、オプション取引の基礎から代表的な戦略まで幅広く書かれているので、ぜひお勧めします。



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