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エヌビディア株のブル・コール・スプレッドの運用状況(2025年1月18日)
カガミルです。
サクソバンク証券で外国株式オプション取引をしています。
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2024年6月から、ブル・コール・スプレッドという株式オプションの手法でエヌビディア (NVDA) 株への投資を開始しました。
11月8日、2つのスプレッドのうち1つを利確し、新規に建てました。
運用状況を報告します。
オプション取引はとっつきにくく、ハードルの高さを感じている方もいらっしゃるかもしれません。私の実際の取引がオプションの理解の一助となれば幸いです。
基本的なことを勉強したい方は、このページの最後にある「オプション投資の勉強にお勧めの書籍」を参考にしてください。
NVDAのブル・コール・スプレッドの損益
週末の時点で、以下のようになっています。
スプレッド2は6月13日、スプレッド3は11月8日に組みました。
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なお、スプレッド1は+1802ドルで利確済みです。
前回のスプレッドの状況はこちらです。
この時の株価は137.01ドルでした。
その後の株価チャートを示します。
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株価は上下に変動しましたが、現時点で137.71ドルとあまり変わりません。
その割に、含み益は+265ドル→+522ドルと増えています。
これは、時間経過によるシータ減衰が機能したためです。
NVDAのレバレッジETF(NVDL, NVDU)はこういう相場では日々減価しますが、ブル・コール・スプレッドでは満期日の損益グラフが確定しているので、気楽に持てます。
スプレッドの損益グラフと出口戦略
スプレッド2の損益グラフを示します。
時間経過とともに損益グラフは動きますが、最終日のグラフは確定しています。
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含み益が2479ドル(最大利益の半分)に達するか、満期日の3週間前になったら決済する予定です。
スプレッド3の損益グラフを示します。
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含み益が3118ドル(最大利益の半分)に達するか、満期日の3週間前になったら決済する予定です。
ブル・コール・スプレッドの状況は、今後も報告していく予定です。
NVDAが停滞したらどうする?
以前の記事で「NVDAが停滞したらどうする?」という項を書きました。
NVDA株が下落しても、基本的にはポジションを保有し続け、満期日が近づいたらポジションを更新します。
ピークから大きく下落した場合は、リペア戦略 (repair strategy) を応用した方法を考えます。
ただし、(可能性は極めて低いと思いますが)NVDAの倒産が確実視される場合は撤退します。
オプション投資の勉強にお勧めの書籍
外国株式オプション取引に関する日本語の書籍やWebサイトは極めて少ないのが現状です。
以下の2冊は、オプション取引の基礎から代表的な戦略まで幅広く書かれているので、ぜひお勧めします。
より多彩な戦略について知りたい方は、こちらの書籍もご覧ください。
オプションの歴史やグリーク、ボラティリティなどについても掘り下げて書かれています。