私のLEAPSダイアゴナル・スプレッドの運用状況(2023年12月9日)
カガミルです。
サクソバンク証券でETFのオプション取引をしています。
LEAPSダイアゴナル・スプレッド (LDS) を運用しているので、その状況を報告します。
前回の記事はこちらです。
LDSを組んだ直後の記事はこちらです。
LDSについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
オプション取引はとっつきにくく、ハードルの高さを感じている方もいらっしゃるかもしれません。私の実際の取引がオプションの理解の一助となれば幸いです。
SMHのLDSの運用状況
半導体ETFのSMHで行っているLDSの状況については、サクソバンク証券の口座のスクリーンショットを貼り付けます。
開始時、前回、今回のデータを表にまとめました。
SMHは前回から+20.38ドルと大きく上昇し、それに伴いロングコールは17.27ドル上昇しました。
一方ショートコールは、デルタが小さいことやオプション価格の時間経過による減衰もあり、9.37 ドルの上昇にとどまりました。
外国株式オプションでは1単位がETF100枚に相当するので、以下の計算式の通り、損失が差し引き790ドル増加したことになります。
前回は-89ドルと含み損を抱えていましたが、今回は+701ドルの含み益となりました。
SMHが上昇する間は、ロングコールのプレミアムの上昇とショートコールのプレミアムの時間的減衰が、利益をもたらしてくれます。
今後の方針ですが、このSMHのLDSを年内に決済することを考えています。
来年から新しく試したい投資法があるからです。
終了までは経過を報告する予定です。
オプション投資の勉強にお勧めの書籍
外国株式オプション取引に関する日本語の書籍やWebサイトは極めて少ないのが現状です。
KAPPA先生の以下の2冊は、オプション取引の基礎から代表的な戦略まで幅広く書かれているので、ぜひお勧めします。