私のLEAPSダイアゴナル・スプレッドの運用状況(2023年10月21日)
カガミルです。
サクソバンク証券でETFのオプション取引をしています。
LEAPSダイアゴナル・スプレッド (LDS) を運用しているので、その状況を報告します。
前回の記事はこちらです。
LDSを組んだ直後の記事はこちらです。
LDSについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
オプション取引はとっつきにくく、ハードルの高さを感じている方もいらっしゃるかもしれません。私の実際の取引がオプションの理解の一助となれば幸いです。
SMHのLDSの運用状況
半導体ETFのSMHで行っているLDSの状況については、サクソバンク証券の口座のスクリーンショットを貼り付けます。
開始時、前回、今回のデータを表にまとめました。
最近株価が下落していて、SMHは前回より8.28ドルも下落しました。
それによりロングコールは7.96ドル下落しました。ロングポジションなのでこの分損失が増えたことになります。
ショートコールは、オプション価格の時間経過による減衰もあり、5.73 ドル下落しました。ショートポジションなのでこの分利益が増えたことになります。
外国株式オプションでは1単位がETF100枚に相当するので、以下の計算式の通り、損失が差し引き223ドル増加したことになります。
前回の含み益は+134ドル、今回の含み損は-89ドルで、この差は計算と一致します。
SMHが下落しても、ショートコールの時間的減衰が損失をある程度緩和してくれます。
引き続き経過を報告する予定です。
オプション投資の勉強にお勧めの書籍
外国株式オプション取引に関する日本語の書籍やWebサイトは極めて少ないのが現状です。
KAPPA先生の以下の2冊は、オプション取引の基礎から代表的な戦略まで幅広く書かれているので、ぜひお勧めします。