種子島 ロボティクス・ノーツ聖地巡礼ガイド
ロボティクス・ノーツの聖地をご紹介します。
主要な聖地
作中に登場した聖地をご紹介します。場所を絞れば1泊2日、全部でも頑張れば2泊3日あれば回り切れると思います。
種子島中央高校
八汐海翔たちが通う高校のモデルです。敷地内を建物の外から見学することができます。訪れる際はメールや電話などで事前に連絡をしましょう。周辺に駐車場は無いので校内に停めさせていただくか、近場に宿を取って歩いて行きましょう。
見学者には聖地巡礼中を示す首掛けのカードホルダーと校内聖地MAPが渡されます。カードホルダーのカードはお土産としていただくことができ、裏面は来校証明書になっています。
2023年度にはクラウドファンディングを行っており、聖地であることを積極的に活かしています。
2023年頃には受付で缶バッチも販売していました。受付では観光用の缶バッチも販売しています。売り上げは教育環境整備に活用されるとのこと。(2024年10月編集)
旧種子島空港
ロボ部が活動している場所です。外から旧ターミナルやハンガーを見ることができます。稀にイベント会場になり、その際は中に入ることもできます。
中種子町がオススメする見学場所が2箇所あり、1つがターミナル付近、もう1つが薬用植物資源研究センター付近です。道案内アプリに従って旧種子島空港に行こうとすると自然とターミナル側に案内されます。
薬用植物資源研究センターはターミナルがある場所から滑走路を挟んだ向かい側の道沿いにあり、滑走路やハンガー正面を見ることができます。
ターミナルから道を北西方向に進むとハンガー裏に着きます。外からハンガーを1番近くで見ることができるポイントですので、旧種子島空港まで行った際はコチラも是非お立ち寄り下さい。
2024年現在滑走路は馬毛島の基地建設のために使われています。掲示物を見ると2027年まで使われることが確定しているので、しばらくは滑走路全体を見ることも、イベントで立ち入ることも難しいかもしれません。基地建設も2030年3月末まで完了がズレ込む見込みなので旧空港の利用も伸びそうです。(2024年10月編集)
アイショップ永井店
伊禮家が家族経営している商店のモデルです。スコールやヨーグルッペも取り扱っています。幹線道路沿いにあるお店なので滞在中には何かと重宝します。パッションフルーツまんはありません。
ゲーム発売から10年以上経ち、お店の外観は色々と変わっています。
宇宙ヶ丘公園
八汐海翔のお気に入りの公園です。ロケットの公式見学場にも選ばれていっます。広い駐車場もあるためゆっくり見て回ることができます。
ロボノファンにもお馴染みのレーダードームはJAXAの施設らしいです。
残念ながら旧郷土資料館、アスレッチック、ゴーカート場、遊具などの施設は取り壊されています。現存している展望台も錆が目立ってきているため、いつか解体されてしまうかもしれません。
旧郷土資料館の跡地にはサテライトオフィスが新たに建てられています。かつては蛇が出るとも言われていた鬱蒼とした場所でしたが、綺麗に整備されていて当時の面影は残っていません。屋上は展望台になっていて建物の利用者のみ利用することができます。
ゴーカート場は2024年上半期に更地にされました。周りから跡地を見ることができます。ゴーカート場は年々荒廃が進んでいます。規制もされていないので今でも近づくことはできますが、荒れに荒れているので気を付けてください。(2024年10月編集)
門倉岬
HUGの暴走事故が起きた場所です。切り立った岸壁の岬であり、落ちたら無事では済みません。
2022年末頃に新たな柵が陸側に設置されました。一時は二重に柵がある状態になっていましたが、岬の崩落が進んだことで海側(外側)の柵が一部無くなってきています。柵の老朽化のためなのか、岬自体の浸食が進んでいるためなのか、現在では防護柵が二重に設けられています。(2024年10月編集)
JAXA種子島宇宙センター
日本最大のロケット射場。各場所を個別にご紹介します。
①宇宙科学技術館
大徳淳和に神代フラウが絡んでいるCGなどで登場。種子島宇宙センターの博物館的な建物です。入館料は無料。ミュージアムショップもあります。
②ロケットガレージ(旧称:大崎第一事務所)
ガンつく2が組み立てられていた場所です。ロボノの頃は大崎第一事務所と呼ばれていましたが2010年代後半にロケットガレージへと名称が変更されました。ここは後述する施設案内バスツアーで見学できます。建屋にはロケットの実機が展示されています。
現在では老朽化のため基本的には外から見学するようになっています。将来的に解体になる可能性もあるので、行けるうちに行きましょう。
ゲーム版ではロケットガレージ前も描写されています。
③ロケットの丘
漫画ROBOTICS;NOTES Pleiades Ambitionに登場した場所です。ロケットを打ち上げている大崎射場を一望できます。施設案内バスツアーの行き先の1つですが、道路沿いにある場所なので自力でも行けます。
④小型ロケット発射台付近(竹崎射場)
瀬乃宮みさ希と瀬乃宮健一郎が話していた場所です。
小型ロケット発射台が劣化してきたため現在は通常立入禁止になっています。機体移動の際は規制が解除されるので、聖地巡礼をしたい方はソコを狙って行きましょう。
小型ロケット発射台の解体撤去作業が今後進められるため、しばらくしたら状況が変わるかもしれません。(2024年11月編集)
⑤灯台下サーフポイント
アニメED2で八汐海翔たちが釣りをしていた場所です。描写された岩場の辺りは潮が満ちてくると水没してしまうためご注意ください。
⑥大崎海岸
SUMERAGIがヘリコプターを撃墜したシーンなどで描写された砂浜です。大崎射場の吉信射点や大型ロケット組立棟を間近で見ることができるポイントです。写真に写っている砂浜の範囲内なら幾らでも射点に近寄ることができます。
通常は開放されていますが、打上げの前後は立入りが規制されます。規制の情報は入口門扉に掲示されているため、必要に応じてご確認ください。
入口門扉を通った先に駐車できるスペースがあります。砂浜まで降りてしまうとスタックする可能性があるのでご注意ください。
⑦大崎射場 吉信射点と大型ロケット組立棟(VAB)
無印の最終決戦の舞台です。種子島からロケットを打上げる際に使われています。
施設案内バスツアーで見学できます。他の見学場所とは異なり、車内からの見学となります。こちらの記事では写真を使わせていただいておりますが、現在ではセキュリティ等の観点のため撮影禁止になっています。
ロボノで大崎射場と言っているのは概ね吉信射点周辺のことです。ややこしいですが大崎射点が大崎射場内の別の場所に存在しています。
⑧大崎射場 大崎射点と中型ロケット組立棟跡
アニメED1でアイリがいたり、アニメOP2で綯が自転車に乗っていたりした場所です。現在は資材置き場として使われています。大崎海岸入口門扉の真横です。
ロボノ作中で描写されていた中型ロケット組立棟は解体されています。
⑧総合司令塔やその周辺
テロリストたちに占拠されていた場所の1つです。総合司令塔は打上げ時の中枢施設であり、施設案内バスツアーで見学もできます。こちらの記事では写真を使わせていただいておりますが、現在ではセキュリティ等の観点のため撮影禁止になっています。
総合司令塔の周辺には様々な施設が集まっており、ロボノで瀬乃宮健一郎(あき穂の父親)がいた所長室や、食堂などもあります。
食堂は職員以外も利用できます。駐車場も利用可。職員向けの食堂なので昼営業のみで、土曜日・日曜日・祝日はお休みです。
⑨竹崎展望台
天王寺綯がロボ部を連行した場所です。ロケット打上げ時には関係者や報道記者が使用しています。
屋外のスタンドはロケット打上げ時以外であればいつでも入ることができます。見学の際は建物の外階段をご利用下さい。
内部は1階にある更衣室とシャワー室だけ利用できます。
天王寺綯がロボ部を連行したのは、この建物内にある記者会見室ですが、一般の人間は自由に入ることができません。この場所に限りませんが全ての聖地に行くには関係者になるしかありません。
浜田海水浴場/千座の岩屋
君島レポートNo3のジオタグやフラグflag3 13~16×3が設置されている場所です。無風か西向きの風の場合、岩屋の中は波が立たず水面が鏡のようになるそうです。
岩屋の中は干潮時刻の前後2時間以内にしか入ることができないため、巡礼の際は計画段階で干潮時刻をチェックしておきましょう。
アニメにも出ていましたが、千座の岩屋がある浜田海水浴場の駐車場には猫が沢山います。車を動かす際には猫がいないか周囲や、車の下を念の為に確認しましょう。
砂浜の鳥居は撤去されています。作品発売前には既に無くなっていたようです。
増田宇宙通信所
ロボノDaSHに登場したJAXAの施設です。JAXAの施設の多くは島の南側に集まっていますが、こちらは島の中央付近にあります。
展示室の見学者にはアンテナカードが配布されています。
施設の入口前の道路も作中に登場しています。
浦田海水浴場
ロボノDaSHで海水浴をしていた場所です。ED映像にも登場していました。日本の水浴場88選にも選出されているとても綺麗な海水浴場です。ライブカメラが設置されているので、訪れると映り込みます。
よきの海水浴場
ロボノDaSHのあき穂ルートラストの場所です。漢字だと能野海水浴場と書きます。サンセットビーチとしても名高い場所です。ライブカメラが設置されているので、訪れると映り込みます。
雄龍・雌龍の岩
君島レポートNo6のジオタグが設置されている場所です。観光名所であり、お土産屋やカフェもあります。ちなみに写真中央に写っている雲の塊の下に世界遺産・屋久島があります。島の西側からなら大体見ることができます。
ロボノDaSHに登場したタネガシマン誕生の地です。
作中での八汐海翔のように岩場に降りることもできますが、満潮時には水没します。また、ゴツゴツとした岩場になっているので滑りにくい履物で注意しながら歩きましょう。
JAXA種子島宇宙センターのツアー
施設案内バスツアー
幼少期の八汐海翔や日高昴が参加していたツアーです。参加費は無料。行き先はロケットガレージ、ロケットの丘、大崎射場、総合司令棟からランダムで選ばれますが、打上げの準備が進められている際は大崎射場、総合司令棟は行き先から外されます。
事前予約制で予約は3ヶ月前から電話で受け付けています。当日だと満席になっている場合もあるので旅行の計画が決まった段階で予約しましょう。
種子島を初めて訪れるのであれば、スケジュールは「施設案内バスツアーの時刻」と「千座の岩屋の干潮時刻」を基準にスケジュールを組むのがおすすめです。他は屋外が多いので何とかなります。
何らかの原因で中止になるとJAXAから電話がかかってきます。私が以前中止のご連絡をいただいた際には施設案内バスツアーの連絡先とは違う番号からかかってきました。予約直前の電話は極端に不信なものでない限り念のために取るようにしましょう。
スペシャルバスツアー
JAXA種子島宇宙センターの特別公開の際に実施されるツアーです。施設案内バスツアーと概ね同じ行き先ですが、コチラは立ち入り禁止の場所を歩いて見学することができたり、普段は見学の対象外になっている場所にも入れたりします。
VABの扉が開く様子を間近で見ることができる貴重なチャンスです。
予約受付開始から1日くらいで埋まってしまうので、参加をご希望される方は公式SNSをフォローするなどして情報収集を頑張りましょう。
関連施設
種子島観光協会
西之表港待合所内にある観光案内施設です。グッズが展示されているほか、聖地巡礼マップが頒布されています。
SNSへの告知なしにプレゼントキャンペーンを開催していることもあるので、島に訪れたら念のために立ち寄りましょう。既に終了していますが2023年には以下のようなイベントが行われていました。
西之表まちかどインフォメーションセンター
西之表市街地にあるコミュニティセンター的な施設です。ロボノのグッズや関係者のサインなどが展示されています。
展示されているロボノ絵馬もかつてはコチラの施設で1〜2年にわたって配布されていました。現在でもポストカードが置かれてると思うので、現地にお立ち寄りの際は職員の方にご確認してみて下さい。種子島観光協会でも飾られているロボノ絵馬は、現在はコチラで配布されているようです。(2024年10月編集)
センターの機能は以前まで別の場所にありましたが、2020年に現在の場所に移りました。市街地中心寄りの場所に移り、駐車場もできたため利用しやすくなっています。また、ロボノDaSHの愛理ルート関連の聖地3箇所とほぼ隣接しています。
【廃棄】ガンつく1コンテナ
ガンつく1が格納されているコンテナです。2013年から種子島で活躍していましたが、劣化のため2024年に廃棄されました。もしかしたら中のガンつく1は何処かで保管されているかもしれないので、また出会えるかもしれません。アクリル張りになっているため、中のガンつく1も覗くことができます。場所は種子島産業会館の駐車場です。(2024年10月編集)
SOMES 西町サンカラ店
西之表市にある商店です。島内でロボノグッズを販売している数少ないお店の一つです。ロボノバッグが100円で売っているので近くまでお立ち寄りの際は是非。店頭の瀬乃宮あき穂のポスターが目印です。
西之表市商店街
ロボノ10周年を記念して西之表市の商店街には記念のフラッグが飾られています。2024年10月に確認したところジブラルタ生命保険 鹿児島エリア種子島支部前に飾られていました。2023年8月に確認したところ11ヵ所にありました。(2024年10月編集)
種子島までの道中にある聖地や関連施設
種子島までの道中にある聖地や関連施設をご紹介します。鹿児島空港からは離れた場所にあるため、鹿児島港でフェリーかジェットフォイルを利用する際に立ち寄ると丁度いいと思います。
天文館
鹿児島市内にある繁華街です。ロボノDaSHで八汐海翔がデートしていた場所は天文館本通りという場所。鹿児島空港から直行便のバスが出ています。
天文館むじゃき
特大かき氷「白熊」を提供している天文館にあるお店です。ロボノDaSHで登場しています。
鹿児島港高速船フェリーターミナル
鹿児島港にあるジェットフォイル乗り場です。ジェットフォイルの発着地になっている場所の特産品が展示されていて、種子島のものとしてロボノの旗や、現地酒造メーカーとのコラボグッズなどが展示されています。
参考資料
聖地の情報と合わせてご紹介したい情報が色々とありますので、項目ごとに記事をご用意いたしました。よろしければ本記事と合わせてご活用ください。聖地MAPもお供にしていただけますと幸いです。
おわりに
少しでも種子島旅行の足掛かりになれたら嬉しいです。
それでは、のっちよー。