年金制度を何も理解していない小泉進次郎が「高齢者は何歳か」という精神論に引っ掛けて、年金受給開始年齢を80歳にするべきだという暴論を吐き始めた!
「進次郎構文」というものをご存じだろうか?
どんな時でも誰かの質問に対して、何も考えなくても返答できる構文で、大多数の人には「は?何の返答にもなってないじゃないか!」と苛立たせたり、逆切れさせたり、失笑を買わせる話法である。
「朝起きたら何をしますか?」と問われれば、「目が覚めると思います」と答え、「夏休みはどのように過ごしますか?」と問われれば、「休みにしようかと思っています」というような答えしか返さなければ、普通の人なら、「まともな返答は出来ないのか?」と思わずにはいられない構文である。
そんな、「進次郎構文」を素で行くしか能のない小泉進次郎が、2024年9月現在、全速力で次期総理大臣候補としてゴリ押しされ続けている。
会話の内容のなさは父親の小泉純一郎譲りで、口を開けば自分のスポンサーの意向を棒読みするだけというのが、純正売国奴である小泉進次郎だ。
そんな小泉進次郎は時折、スポンサーの意向を物凄い理論に乗せて発信して来る。
脱炭素を訴えれば、「頭に浮かんだんです、46という数字が」ということで、46%の二酸化炭素削減を掲げる小泉進次郎。
環境問題をどのように取り組むのかと聞かれれば、「セクシーに解決する」という謎の言葉を残す小泉進次郎。
あまりにも中身が無さ過ぎて反論する気もなくさせる力を持っているのが小泉進次郎といえるだろう。
そんな小泉進次郎が突然、「65歳以上を高齢者と呼ぶのはナンセンスなので、年金の受給開始年齢は80歳でもいい」という、とんでもない話をぶっこんできた。
多くの人が単に「ふざけるな!」という反応を示す中、筆者は小泉進次郎の「65歳以上を高齢者と呼ぶのはナンセンスなので、年金の受給開始年齢は80歳でもいい」という提案について、まじめに返答しよう。
そもそも、「何歳以上を高齢者とするか」という話と、「年金の受給開始年齢」という話は、全く関係がない。
「何歳以上を高齢者とするか」という話は、「高齢者」という存在を位置づけることで、「何歳以上になれば、あらゆることが出来なくなっても仕方がない」という勝手な理由付けをするものに過ぎない。
60歳になっても気持ちは20代と変わらない人もいるし、80歳になっても、20代の頃と変わらずに新しいことに挑戦する人もいる。
90歳を過ぎているにも関わらず、20代の人も顔負けするような、若々しい肉体とフットワークを持っている人さえもいる。
「自分はもう年を取り過ぎてしまったから、もう無理だ。限界だ」と決めつけるのは、単なる自分に対する逃げに過ぎない。
「65歳だからもうダメだ」と考えるか、「65歳でも何でもできる」と考えるかは、個人の意識だけの問題だ。
一方で、「年金の受給開始年齢」というのは、「年金保険料」という名の税金として支払わされているものに対して、年金という形で返金されるのが「何歳からなのか」という国との契約の話である。
つまり、「年金保険料」という名目で税金を払わされ、それを「何歳から返金されるか」という国との金銭契約が年金である。
そもそもの年金制度自体がねずみ講の詐欺制度なのだが、一応は「あなたが何歳のときから、年金として運用したお金をお返ししますよ」という契約を強引に国によって結ばされているのが年金制度だ。
それが、「60歳」と決められていたのが、いつの間にか「65歳から」という詐欺を行ったのが、日本政府なのである。
そのような年金制度の仕組みを全く理解していない、脳みそが空っぽの小泉進次郎が、「高齢者を何歳と決めるか」という精神論にかこつけて、年金を何歳から受給できるかという国と国民との金融取引上の契約を詐欺手法として「80歳」に引き上げようとするのが、今回の小泉進次郎の発言になる。
賢明な日本国民の皆様には、何も理解していない小泉進次郎という馬鹿に騙されないようにしていただきたいと、強く警告を発したい。