あなたが洗脳されやすいかどうかを試す簡単なテストをしよう
人は皆、自分は平均以上に優秀であると思っている。
半数の人が騙されるという状況でも、「自分は絶対騙されない」という自信を持つ。
オレオレ詐欺の報道を見て8割以上の人が「私は絶対に騙されない」と思ったにもかかわらず、実際には9割の人が騙されている。
騙されるか騙されないか以上に、洗脳されやすいかどうかはもっと深刻だ。
日本人はおそらく10,000人に1人くらいしか、洗脳に強い人はいないのではないかと思う。
とにかく幼少の頃から「皆と同じようにやりなさい」という教育を受けてきた。
「皆と同じようにやりなさい」と言われて反発してきた人であっても、大多数が「同じように」やっている中にいる限り、実はそういった人たちも何かをきっかけにコロッと「同じように」やるようになるのだ。
自分が「洗脳されやすい人間かどうか」を知ることによって初めて洗脳されにくくなる。
「自分はこんなにも洗脳されやすいから気をつけよう」と思えて初めて洗脳されにくくなるのだ。
そこで、お題の通り、次のお題に対してあなたはどう思うかによって、あなたは洗脳されやすいかどうかがわかる。
お題「パンツ(ショーツ、ブリーフ、トランクスなどを含む)を履くのは常識ではありません。パンツを履く弊害もあります。ですので、明日からノーパン(パンツなし)で過ごしてみましょう。」
さて、皆さんはどう思われただろうか。
頭が柔軟な人は「そういう考えもあるのか。やってみよう。」と思うが、大多数の人は「パンツを履かないなんて頭がおかしい!」とか、「パンツを履かないと病気になる」とか、「パンツを履かないなんて不道徳的だ」などと反射的に反発する。
「パンツを履くようになったのはごくごく最近だ」という話をしても、「それは昔はお金がなかったから」とか、「昔は不衛生だったから」とか、「昔は文化レベルが低かったから」とか、いろんな理由をでっちあげて、「とにかくパンツを履くことは正しいんだ!」と主張する人ばかりだ。
筆者の記事を色々読んでくれている人などは、この反応が何かに似ていると思わないか?
そう、ワクチンや薬などと同じなのだ。
実は「パンツを履くことの意味」も考えたこともないにも関わらず、「パンツを履くことは正しい」とか、「パンツを履かない人は頭がおかしい」と勝手に決めつけるのである。
これはとても危険だと思わないか?
誰かに何かを植え付けられたわけでもないのに、大多数の人がそう考えてしまうのである。
このようにわれわれは様々なことに勝手に洗脳されている。
そして、そのような脳の構造を利用してわれわれを洗脳している者たちもいるということを知らなければならない。
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