街宣車の実態とその背後がどういうものか
黒い街宣車をご存じだろうか。
真っ黒に塗られた巨大な車両に太い白い文字で仰々しく「天皇万歳」的なことが書かれているものである。
筆者が街宣車を見たのは小学生低学年であったと記憶しているが、大阪のガラの悪い街中を大音量で時代錯誤な曲を流しながら滑走しており、謎の恐怖を覚えて凍り付いたことを覚えている。
人々は何かを生業にしなければ生計が成り立たないのであり、何かしらの仕事や収入源、パトロンの存在がなければ生きていけないわけである。
世の中には、「この人はどうやって生計を立てているのだろう?」という人や、「どうしてこの人はこんなにも贅沢ができるのだろう?」という人がおり、そういう人たちも必ずそのような生活が出来る背景があるものなのである。
「天皇万歳!」と言って、「極右の愛国保守団体はこんなに気持ち悪い存在なんだぞ!だから、愛国保守にはなるな!」というメッセージを発信し続けて、日本人から愛国心を地道に削ぐ努力をしているのが街宣車団体なのだが、この団体は「一体、どういう団体で、収入源は何なのだろうか」と筆者はずっと気になっていた。
そもそもの目的が「日本人から愛国保守の精神を削ぐ目的」である以上、中華系か朝鮮半島系の組織なのだろうとは思っていたが、深田萌絵さんが台湾企業の顔をした中国企業TSMCの実態を暴いた、TSMCの大批判本を出版したことで、突如、熊本に工場を建設中のTSMCの元に街宣車40台が終結したことで、その組織の実態が暴かれた。
この街宣車の右翼団体について、YouTube動画で解説されているのだが、筆者が注目してもらいたい写真がある。
深田萌絵さんの個人名を出して批判する右翼団体が持っていた旗に注目してほしいのである。
そこには顔こそかわいらしいアニメ少女の絵が書かれているのだが、「革命」と書かれた赤いヘルメットをしていることだ。
これはまるで旧ソビエト連邦の共産主義革命を思い起こすものである。
さらに、旗の左上にコミンテルンのロゴマークが入っているのである。
コミンテルンとは、旧ソビエト連邦のモスクワに存在した、世界共産主義革命のための共産主義組織の中央組織で、正式名称を「共産主義インターナショナル」という。
このマークを旗に記すということは、共産主義革命団体であることを意味する。
コミンテルンは戦前から日本にも潜んでおり、戦前は日本を自爆戦争へと突入させ、「大東亜共栄圏」という「アジア世界の共産主義革命」と日本国の敗戦革命を起こすことを目的とし、戦後は日本人の愛国保守精神の破壊を目的に活動してきた。
そしてレインボーは全体主義の破壊の象徴の色だ。
そのような旗を掲げた街宣車の右翼団体が深田萌絵さんを個人攻撃したのは、台湾企業の顔をした中国企業を擁護するためであった。
つまり、街宣車の右翼団体の背後には台湾系中華マフィアが関わっているということなのである。
筆者にとって、「子供の頃からずっと謎であった事件の真犯人の正体がわかったぞ!謎は全て解けた!じっちゃんの名にかけて!真実はいつも一つ!」といったような気持ちになったのである。