「年金制度はねずみ講詐欺」という現実を知ろう
あなたは自分で選べるとしたら、自分で使うお金は全て自分で管理したいだろうか?
それとも、自分で使えるはずのお金を全て誰かに管理してもらった上でお小遣い制が良いだろうか?
後者の場合、誰かが自分の事を完璧に管理してくれるのであれば後者が良いと後者を選ぶかもしれないが、一人前の大人であれば皆が前者を選ぶ。
だが、年金制度は完全に後者の考え方を前提としている。
年金制度というのは必要な制度だと騙されている人が大半である。
現役世代は働くことで収入を得るが、退職後は勤労収入を失う。
老後は手厚く国が年金を支払うことで老後の生活資金とする、それが年金制度を説明する上で行われる年金制度の考え方だが、この説明には重要な事実が隠されている。
正しい年金制度に関する官僚の考え方は以下の通りである。
自分で金の管理ができないバカな愚民のために、老後の資金のためという名目で年金保険料という名目の税金を徴収する。
徴収した資金はバカな愚民の代わりに株式や債券で運用してやる。ただし、株式や債券での運用には費用がかかるから、しっかりその分の費用はいただくぞ。
俺たち官僚様がバカな愚民のために資産運用をしてやっているんだから、年金資産を他の目的で使っても、バカな愚民にはわからないから、俺たちが好き勝手使ってやる。文句は認めない。
愚民どもが老後にいくらの金を年金として受け取れるかは、俺たち官僚様が決めてやる。年金資産は俺たちが勝手に流用するんだから、当然年金は減っていくが、どうせバカな愚民にはわからないから黙っていろ。
もらえるだけ有難いと思うことだ、愚民ども。
お分かりだろうか。
年金制度というのは大まかに言えば、「自分の老後資金のためのお金を税金として納付し、それを国が代わりに資産運用して増やしておいてくれて、老後になったら定期的に払い戻してくれるというのが建前だが、実際には多額の金を中抜きされるために、実際に受け取れる金はとても少なくなる制度」のことであり、結局は国という組織によって強制的に入会を強制されるねずみ講制度なのである。
この年金制度に加入するかどうかが自由な選択によって選べるのであれば、全ての日本国民が加入を拒否するだろう。
年金制度が、日本政府によって国民に対する手厚い老後保護であれば、そのような制度があっても良いだろう。
しかし、現在の日本の年金制度はそのようには出来てはおらず、ネズミ講の詐欺制度なのである。
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