「温室効果ガスとはなんだ?」と聞かれて「二酸化炭素だ!」と答えたあなたは騙されやすいと注意しよう!
「あなたは騙されやすい方ですか?」という質問をすると、実に多くの人が「私は騙されません」と答える。
日本には謙虚な人が多いため、単に「騙されやすい方ですか?」と聞くと、「騙されやすい方です」と答える人も少なくない。
そこで具体的に、「あなたはオレオレ詐欺に引っかかるタイプですか?」とか、「あなたは『壺を買いませんか?買わないと呪われますよ。買えば幸せになりますよ!』と言われて買うタイプですか?」といったような具体的な質問に変えると、実に8割、9割の人が、「私は騙されません!」と答える。
壺に関して騙される人の比率は知らないが、オレオレ詐欺については実に8割の人が実際には騙されてしまうという統計結果が出ているという。
つまり、人は「自分は騙されない」ことに自信過剰なのである。
さらに、人は「自分は騙されるはずがない」というプライドゆえに、騙された時に出来る限り「自分は騙されていない」と思いたがる修正がある。
そこで一つ、質問に答えてほしい。
「温室効果ガスと言われるものは何ですか?」という質問だ。
この質問に対して、多くの人は「二酸化炭素」と答える。
「では、二酸化炭素が温室効果ガスと言える理由は何か。どのような原理で二酸化炭素が温室効果となる気体であるのか、答えよ。」
という質問をされたときに、あなたは答えることが出来るだろうか。
あまりにも「二酸化炭素は温室効果ガス」というプロパガンダが激しいため、多くの人が騙され、思考停止をしているが、温室効果ガスとは何かを考えれば中学生レベルの科学(主に化学)の知識を用いるだけで「温室効果ガスと言われるものは何か?」という質問に答えることが出来るのである。
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