日本政府が重要な国の医療や健康の戦略に関するパブリックコメントをたったの5日間という異例の短さで終わらせていた!
民主主義における政治家に対して求めるものはなんだろうか?
民主主義は多数の国民の様々な意見や要望が反映されなければならない。
時代のそのときどきにおける国民の要望は様々に変わりうるため、政治家に求められるものとは人としての誠実さではないだろうか。
その誠実さを最も裏切る形で日本政府は国民の健康と医療に関する戦略について、行政手続法上、通常であれば一ヶ月以上の期間の意見を聞いた上で、多数の意見を受けて内容を再検討した上で実行に移さなければならない。
しかし、今回、日本政府はこれをたったの5日間という異例中の異例に短い期間でパブリックコメントを締め切ってしまった。
https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/detail?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=095250110&Mode=0
近年、パブリックコメントは山にように出されており、しかもその全てが国民の意見を一切聞かずに押し通すだけという酷い状況になっている。
これではパブリックコメントが存在する意味などなく、普通の人ならばパブリックコメントの権利を放棄しても不思議ではないだろう。
今回紹介したパブリックコメントは日本国の今後の医療や健康に関する戦略が内容となっているが、日本政府が医療や健康に関して行うべきなのは、これまでの医療体制・医療システムの見直しであり、現在の仕組みを反省して振り返らなければならないはずだ。
医療費は本来、税金として医療費を元にして、必要な医療ならば追加徴収などされるべきではないのだが、今では当たり前に「医療費3割負担」として、医療費の3割を何故か追加で徴収されてしまっている。
医療費の中にも、本来、国民皆保険制度の中に入るべき医療サービスが入っておらず、単なる個人的責任による糖尿病などの慢性疾患は保険対象となっている。
2025年2月にアメリカのHHS保健福祉長官に就任したRFKJrは初心演説で「現在のアメリカ人はどこの国の人よりも慢性疾患、肥満、依存性、癌、不妊、鬱に悩まされており、この原因についてお話ししていきませんか?原因を突き止めて改善しなければならないのです。広く意見を聞き、食べ物、飲み物、薬、ライフスタイル、環境など、アメリカ人の体に入る全てのことを徹底的に調べます。さらに全ての保健機関に透明性をもたらすようにします。これまでのように、秘密主義や規制すべきもので利益追求させないようにします。私たちの子供の頃にはなかった病気が国中で蔓延しており、これらを改善することに全力を尽くします。」と語っている。
日本政府の姿勢とは大違いだ。
それらの見直しを一切行わず、日本政府が癒着した一部の企業と安全性に一切配慮せずにどんどんと新しい技術開発を行なって導入していくという方向性が示され、ほとんど国民の意見を聞かずに成立させてしまったのである。
日本政府は現在、新型コロナワクチンにはじまるmRNAワクチンを用いた遺伝子治療の開発に力を入れて入れるとともに、その他の様々な安全性が未知な領域に手を出そうとしており、その人体実験として日本人を指せ出そうとしている。
今回のパブリックコメントは正に日本政府の態度「国民の声など聞く気もない」が完全に現れた前代未聞の酷い内容のものであったと言えよう。
この黒歴史は今後も語り継がれるべきであろう。
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