【拡散希望】人身売買の国際犯罪の実態を実話の元に描いた映画「サウンド・オブ・フリーダム」が日本でも公開が始まった

2023年に全米で興行収入1位の大ヒット映画「サウンド・オブ・フリーダム」が、2024年9月27日より公開された。
同映画は実際に人身売買組織に誘拐された子供たちを救うべく、人身売買組織に乗り込んだ捜査官の実話が元となっている。


筆者はこれまで、各国政府が人身売買組織と連携して犯罪を犯す世界の支配者たちを含む組織的な構造の実態を説明してきた。
同映画はそこまでの実態を描くリスクは取れなかったと同映画のアレハンドロ・モンテベルデ監督は語っているが、実際の人身売買被害者や人身売買組織から児童を救った捜査官のリアルな実話を元にしている。

映画という作品に仕上げた関係上、多少のエンターテイメント要素が足されている部分はあるものの、実際に行われている人身売買の残酷な現実がリアルに描かれており、全ての人に観てほしいと願う作品だ。
筆者は映画の冒頭からエンディングまで、様々な感情による涙が止まらなかった。
映画の上映中、周りからすすり泣きをする観客の様子が耐えまず続いた。


同作品はアメリカで小児性愛者の犯罪を摘発する捜査官ティムが、ある犯罪者に対するおとり捜査によって、一人の少年を救うことに成功する。
その少年はホンジュラスの子供で、ホンジュラスで誘拐され、コロンビアに運ばれ、コロンビアで人身売買組織に売られ、アメリカに運ばれたところをティムがたまたま保護する。
ティムは人身売買の被害者の少年から話を聞くことで、人身売買の実態を知るとともに、少年と同じく、人身売買組織に売られた少年の姉の存在を知る。
ティムは少年を少年の父親の元に送り届けるが、少年の父親は自分の娘が返ってこない空のベッドを見て日々を暮らすことがどれほど苦痛かをティムに打ち明ける。
ティムは捜査官の職を辞して、少年の姉を救い出すために、人身売買の国際犯罪組織に潜入することを決意する・・・


同作品はサスペンスドラマや刑事ドラマとしても、大変すばらしい作品として出来ている。
人身売買の残酷な実態を多くの人に伝えられる内容となっているとともに、映画作品としてもとても素晴らしい内容になっている。
映画の最後に、実在する人物ティムからのメッセージが添えられている。

子供は神からの授かりものであり、神からの授かりものを売る権利など、誰にもないのである。

子供たちが実際に人身売買の対象とされている現実を知ってください。
そして、多くの人のこの映画の存在を伝え、一人でも多くの人に、この映画を見ることで人身売買の存在を知らせてください。
多くの人が知ることが、人身売買を世界から根絶する力になります。

子供は神から与えられた子です。
神の子は誰にも売る権利はないのです。
神の子は売りものではありません。




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