マスゴミは新法案が提出されて可決されるまでは完全な沈黙を保ち、法案が通ってからこっそり批判をすることをご存じか?

報道メディアというものの存在として、われわれ一般人が期待するのは、ありとあらゆる情報が開示され、特にわれわれの生活に影響を与えるような重大な政治的な問題、経済的な問題、安全保障の問題、治安の問題などについて、報道されることである。
その報道にあたっては、①どのような問題が発生しているのか、②いかに問題が重大か、③その問題が将来的にどのようなことに影響を与えるか、などについて、わかりやすく警告を発してくれることが望ましい。

多くの人は日常生活に忙しいので、「今現在、国会でどのような法案が審議されていて、どのような法律が通そうとされているのか」を逐一チェックしている人はほとんどいない。
本来であれば、そういった、われわれの生活を一変してしまうような法律の変化について、わかりやすく解説するとともに警告してくれることを報道メディアに期待したいのだが、それが全く期待できないので、筆者はこの媒体を通じて個人的に発信している。


その「期待できない報道メディア」の行動パターンはいつも、「報道しない自由を行使し続ける」か、「法案が成立するまでは報道しない自由を行使し、法案が成立してしまって、もうどうしようもなくなってから、ほんの少しだけ問題点を指摘して批判する」というものである。
なぜマスゴミがゴミであるかというと、マスゴミは政府や官僚などの権力者の顔色を窺って、権力者を批判しないようにしないと、権力者から情報をもらえなくなると共に、メディアとして潰されてしまい、報道活動ができなくなるからである。
報道機関というのは、誕生した時から政府や権力者のプロパガンダ機関として活動して来たのだが、それは今も昔も変わらないのである。


法案が成立して法律となってしまったら、どうなるのか。
日本は法治国家である。
何か物事を決めるときに、特定の人の独断や偏見で決めるのではなく、「皆で話し合って決めた法律のルールに基づいて決めていこう」というルールの下で運営される国を法治国家という。
だが、この法律が、一部の人の意見しか通らず、LGBT法案のような法律については外国のいいなり法案がほぼ議論もないままに一方的に通されるという現実がある。

法律というのは、一度決まると、「法律は国民のみんなで決めたルールなんだから、皆で守ろうね」という扱いになり、「みんなで話し合って決めた法律というルールには、基本的には変な内容のものなんてないはずだから、みんなでちゃんと守ろうね」ということが前提とされてしまう。

だからこそ、LGBT法案のような変な法律が法律化されてしまうと、とんでもないことが起こるのである。

LGBT法案については、日本中で大反対の声が上がった。
たった一週間の署名呼びかけで、「女子トイレを守る会」は3万名ほどの署名を集めた。

国民の一人一人がLGBT法案の内容を正確に把握した場合、国民の9割が反対するような内容かもしれない。
そのような内容のものでさえ、一度法律として成立してしまうと、有無を言わせずに守らなければならないルールとなってしまうのだ。

LGBT法案が2023年6月16日の衆参両議院で可決され、その後、漸くいろんなマスゴミがLGBT法案の問題点を報道し始めたが、法案が成立してしまってからでは遅いのである。


テレビ、新聞、雑誌などの報道メディアは、どうでもいいことばかりを垂れ流し、われわれ一般人にとって重要なことは報道してくれない。
重要な法案が通されようとしているときは、成立前は沈黙を続け、成立してから少しだけ批判するのが報道メディアのやり方なのである。
だからこそ、報道メディアは「マスコミュニケーション、いわゆる、マスコミ」ではなく、「マスゴミ、いわゆる、マス(=巨大な)ゴミ」なのである。

日本という国、文化、伝統を守りたいのであれば、マスゴミに頼らず、インテリジェンスを磨いて抵抗し、戦う以外にないのである。
マスゴミが一方的に垂れ流すプロパガンダを黙って聞いていては、騙され続けるだけなのである。


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KAZU@AQUOIBONISTE
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