ドナルド・トランプがニューヨーク州地方検察に出頭する2023年4月4日の注目点

窃盗、強盗、強姦、殺人のような凶悪犯罪が即日釈放されるという、重犯罪に対してはとてもやさしくなったアメリカ左翼は、自分たちの政敵である民主党員による政治活動に対しては執拗な取り締まりを行っている。
それがあからさまに開始されれたのが2021年1月6日の連邦議会の騒動であり、2023年4月4日のトランプの逮捕劇である。

アメリカ現地では、「いよいよトランプが逮捕されるぞ!」と歓喜する左翼系に対し、「いよいよトランプが逮捕されるという、アメリカという民主主義国がバナナ共和国(民主主義国ではない独裁主義の後進国の意味)に成り下がってしまった」と落胆する右翼愛国保守派がトランプの姿を見守る姿が2023年4月4日に見られた。

現時点でわかっていることとして、今回、「どうやってもトランプを起訴するなんてできない」という状況にも関わらず、トランプを起訴するとして動いているニューヨーク州地方検察官のアルビン・ブラッグという人物は、ジョージ・ソロスから多額の出資金を受け取っているという事実が判明しているにもかかわらず、ジョージ・ソロス自身は「そんな検察官など知らない」と嘯いている。
加えて、このアルビン・ブラッグというという人物は、自分の名声を手に入れるためならば、どんな汚い手を使い、どれほど汚い汚れ仕事を使っても全く気にしない人物であることが明らかとなっている。

多くの優秀な検察官がトランプを逮捕しようと思ってもできない状況である中、「法律を捻じ曲げてでも逮捕してやる!」として、アルビン・ブラッグという欲深き下衆野郎がトランプ逮捕に挑戦している。
多くのアメリカ人が2023年4月4日現在、トランプのゆくえを見守り続けている。

トランプを逮捕しようと動いているアメリカの左翼リベラルの者たちはどのように考えているのだろうか。
アメリカはこれまで、多くの独裁主義国家に対して「自由を保障するべきだ」と主張してアメリカの正義の押し付けを行ってきたのであるが、今回の行動でアメリカ自らが民主主義国の大原則である自由の保障を放棄し、政敵を政治的理由で法律を無視した逮捕を行ったという歴史的な悪行を左翼民主党が行ったのだ。

独裁主義国は「陳は国家なり」の言葉のごとく、独裁者が「俺がルールなのだから、俺が決めたことが正義だ」と言えてしまうわけだが、アメリカ合衆国という国は曲がりなりにも民主主義国を標ぼうしている。
世界中の人たちが、この歴史的転換点、アメリカ合衆国が民主主義国から非民主主義国、非法治国家と成り下がる瞬間を見ているのである。
アメリカという国をそこまで陥れてでも、ドナルド・トランプを逮捕しなければならない理由が、「ドナルド・トランプを逮捕しよう」とする世界の支配者たちの理由があるのである。
これは正に、「フランスでルイ王政による終焉を象徴するルイ十六世のギロチンを目の前で見ている」のに等しいことと言える凄い光景を見ているといえるだろう。


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