中居正広を巡るテレビ業界と芸能界問題

特に秀でた能力のない者が重用されるには何か理由がある。
どこの世界でも、基本は実力主義であり、それなりの実力の者はそれなりの地位しか与えられず、そうでない場合には、「まぐれ」か「裏がある」ものである。

それなりの努力をして能力を身につけた者は必ずそれを認めてくれる者が現れるものであり、何かで成功したければ地道に努力するしかなく、近道などはないものである。

芸能界というのは言葉の通り、芸能に秀でた者が集まる世界で、特に抜きん出た者たちが集まる中での競争が行われるため、並大抵の能力を持つ者でなければ重用されないはずである。
そんな中、筆者が長年、特に能力も何もないにも関わらず、「何故、彼/彼女はこれほどまでに重用されるのだろうか?」と思っていた人物の中に中居正広がいた。

中居正広はもともと、SMAPというジャニーズのグループのリーダーであったが、歌が上手いわけでもなく、トーク力があるわけでもなく、愛想が良いわけでもない。
カメラの前でもとても横柄で、性格は悪い。
ルックスも特に良いわけでもなく、単なる人相の悪いガラの悪いチンピラ/おっさんにしか、筆者には見えなかった。
このような人物が単にアイドルグループの一員として活躍するだけならばともかく、歌番組の司会を行ったり、トーク番組の司会を行ったり、さらには「中居くん♪」「中居くん♪」と事あるごとにテレビで持ち上げられ続ける姿にずっと違和感を筆者は感じていた。

「こいつには何かある」と筆者は思い続けていた。

「人を顔で判断してはならない」と言われるが、筆者は「人の内面は人相に現れるため、ある程度、人を顔を判断しなければ危険な目に遭いかねない」と常々考えている。
筆者は幼少の頃より、様々ないじめを経験してきたし、甘言に騙された経験も多く、そのたびに様々な人の内面を観察した。
実際、筆者が今まで、「この人は何か怪しいな」と思った人は、大抵何か倫理的に大きな問題を起こしたものである。

そんな中、2024年12月頃より、中居正広は女性トラブルを原因にメディアで報道されている。
詳細は未だに明らかになっていないようだが、多くのメディア、特にテレビ局は中居正広の問題を明らかに隠蔽しようとしている様子が見て取れるのが興味深い。


これは数十年前の記憶だが、恐らく中居正広が何か大きな問題を起こしたのではないかということが騒がれた際に、通常はSMAPというグループ単位でテレビに出演していたにもかかわらず、何故か頻繁に中居正広個人がバラエティー番組に出演し、「中居くんは良い人!」というのをしきりにアピールしたり、それを揶揄するような番組が急増したように思うが、それは何か大きな問題を隠そうとしたがゆえだったのではないだろうかと、今になって思う次第である。


ジャニーズ問題がクローズアップされた際に、結局は一番裁かれるべきテレビ業界は一切批難されることもなく、今ものうのうと放送を続け、ニュースは偏向だらけのままである。
中居正広の問題がどのように取り扱われるかが芸能界およびテレビ業界の誠実さを表す試金石となろう。



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KAZU@AQUOIBONISTE
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