イギリスで安楽死法案が英議会で可決された:世界中の国家が国民に死を薦めている

人はいつか死ぬ。
どんな人でも死は避けられない。
どのような死に方をするかは、どのように生きるかという問題であり、人間が「いかに生きるか」という永遠のテーマである。

そんな人間の重要な基本的人権である「いかに生きるか」という権利を侵害しかねない法律が世界中で推し進められており、2024年11月29日にイギリス議会の下院で賛成可決されて法制化に向けて前進してしまうこととなった。


そもそも安楽死はとてもプロパガンダに満ちた言葉である。
理由はなんであれ、安楽死という行為は、「苦しんで生き続けるくらいならば、楽に死なせてやろう」というニュアンスでの殺人行為以外の何物でもない。
そもそも安楽死の問題は先住民族の社会では問題になったことなどない。
安楽死が問題となったのは、西洋医学による副作用だらけの癌治療が一般化されたことによる。
そもそも、人が人生の最後を如何に閉じるかという時に、西洋医学は医原病という薬害によって安らかなる死を迎える自由を奪い、それだけでなく、「安楽死」という単なる殺人行為を美化した制度を導入しようとしている。

本来ならば、「安楽死を検討しなければならない根本原因とはなんなのか?」を議論した後、その「根本的な問題を如何に解決すれば良いか」を考え、その問題が解決できない致命的な原因がある時に初めて、安楽死について議論されるべきだ。
にもかかわらず、世界中ではあたかも安楽死というものが必要悪であるかのような状況を前提に、メディアは安楽死の必要性を一方的に煽っている。

イギリスよりも合法的暗殺を合法化しているカナダという国がある。
カナダではMAIDプログラム、通称、「自殺推奨プログラム」というのが政府によって推し進められており、病気に悩む者だけでなく、失恋やペットロス、失業、いじめなど、様々な問題で悩む者たちに対して、医師を中心にまずは自殺が推奨されるという異常自体となっている。

人を早く死に至らせることによって発生するグローバルビジネスが存在している。
世界にはそのような流れがあるということは知るべきであり、同様のシステムが同時進行的に日本にも入ってくることは火を見るより明らかなのである。


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