詐欺師の詐欺手口はいつも「恐怖と支配」であることを知ろう

詐欺師の手口について注目したことがあるだろうか。
昔からよくある詐欺は宗教がらみの詐欺だ。
この時、単に「やっぱり宗教か!宗教は酷いな!」と考えた、あなた!
あなたは宗教がらみの詐欺に騙される素質があるから、気をつけよう。

では、宗教がらみの詐欺は何故、よく人を騙せるかというと、それは人の漠然とした恐怖心をあおった上で宗教的な救いの手を差し伸べるときにお金をだまし取るのだ。
例えば、「あなたは呪われている」とか、「あなたはこのままでは死んでしまう!」とか、恐怖をあおるわけだ。
騙されない人にとっては、「はいはい、そうですね。大変ですね。もう結構です。」と簡単にこのタイプの詐欺師をあしらうだろう。
しかし、騙されるタイプの人は、呪いや死に恐怖してしまうわけだ。
そして助けを求める。
そんな時に、「この壺を買えば救われる」と言って、高額な壺を買わされる詐欺が横行した。

今からすれば、「こんな詐欺に騙された人がいたのか」と思う人も少なくないと思うが、これは手口を変えれば今も騙される人がたくさんいる。

オレオレ詐欺は、自分の子供が大変なことに巻き込まれてしまったという恐怖心と、お金を提供することで救われるという心理を利用している。
自分自身が脅されたりピンチに立たされるよりも、自分の大切な人が危険にさらされた時の方が、人は冷静ではいられない。
この恐怖心によって冷静さを失わせて支配してコントロールしようとするのがオレオレ詐欺である。

振り返って、我が国の政府を見てみよう。

税金を増やすとき、「このままでは日本国が破綻しますよ!今の世代の借金を子供や孫の世代に残すんですか!増税しかないんです!」と政府は説明を続けている。
国家の破綻や将来世代を苦しめさせてしまうのではないかという恐怖心によって、大多数の人は「増税を受け入れるしか仕方がない」として長年自民党を支持してきた。

「マスクをしないとコロナにかかって死んでしまいますよ!このままでは42万人が死んでしまいます!マスクをすることで自分を救うだけではなく、あなたの身の回りの人を救うんですよ!」と言われ続けて、大多数の日本人が「マスクをつけることは正しい」「マスクをつけないと自分が困るだけではなく他人を困らせてしまう」という恐怖心から、「マスクをつければ恐ろしい新型コロナに感染してしまうリスクを下げることができる」と洗脳され、支配されてしまっている。
この支配は強力で、政府がしきりにテレビCMで「屋外ではマスクは不要です」と訴え続けても、一向にマスクをしない人は増えない。

世界中がコロナが恐ろしい病気であると一斉に報道することで多くの人がコロナに恐怖を抱き、「コロナから救われる唯一の方法は新型コロナワクチン接種である」という救いの手が差し伸べられると、多くの人が喜んで新型コロナワクチンを接種した。

今、さらにロシアとウクライナの紛争を煽って第三次世界大戦が勃発するという恐怖をあおり、エネルギー危機が到来するという恐怖をあおり、食糧危機が来るという恐怖をあおっている。

何故コロナが騒がれたか、何故ロシアとウクライナの紛争が起こったのか、何故エネルギー危機が起こったのか、何故食料危機が起こったのか、冷静に見ていけば、何が起きていて、その対処法も見えてくる。

詐欺師はいつでもあなたに近づいてきて、まずは恐怖心をあおる。
そしてあなたの心を支配したところであなたに詐欺行為を実行に移してくる。
詐欺師はいつの時代も「恐怖と支配」によって忍び寄ってくるということを忘れるな。

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