沖縄は縄文時代からずっと日本の一部であったという当たり前の話

一昔前前から、台湾のプロパガンダ機関と中国共産党が「沖縄はかつて琉球王国という中国の属国であり、日本が琉球を不当に支配している。琉球は独立すべきだ。」というプロパガンダを流しているのはご存知だろうか?


さらに中国共産党は近年、「沖縄は中国のものなのだから、返せ!」と日本政府に要求し続けている。


そもそも沖縄は縄文時代から日本の一部であり、一度も中国のものになったことはない。
そのことを認識していれば、「琉球独立」も「中国への沖縄返還」もでたらめな分断工作、でたらめな領土侵害工作であることが明白である。
そこで、「沖縄は縄文時代から日本の一部であり続けた」ことについて説明する。

日本は縄文時代の太古から海洋国家であった。
日本の海運技術は当時、世界ダントツの技術を誇っており、世界中の国々と交易をおこなっていた。
当時、日本で生産して世界に輸出していたものが日本の周辺地域、アジア、果ては南アメリカやアフリカの方でも出土しており、当時の交易範囲の広さや海洋技術の高さを示している。

そんな中、沖縄は縄文時代の文化が色濃く残っている。
沖縄は日本の本土から離れた島であったこともあり、日本の各地の中で最も縄文文化がそのままの形で残っている地域である。
さらに、日本の本土ほどの数ではないが、沖縄各地に由緒ある神社が多数あり、古くから日本であった証拠がある。

沖縄の方言は標準語の日本語とあまりにも違って聞こえるので、外国語だと思ってしまう人もいるようだが、標準語の母音が「あいうえお」となっているのに対して、沖縄の方言は単に「あいういう」と訛っていることが要因である。
つまり、沖縄の方言が「え」音が「い」音に、「お」音が「う」音に変わっていると思って聞けば、かなり沖縄の方言が理解できるようになる。

「琉球王国」と言われているものの起源は琉球王国の正史『中山世鑑』に、「源為朝の子孫が琉球王家の始祖・舜天」であると記されている。
琉球は戦国時代に薩摩の島津氏との戦いに敗れて薩摩の支配下と入った。
その後の江戸幕府により薩摩は「薩摩が琉球を支配すること」を許可されたことで、江戸時代も引き続き薩摩が琉球を支配し続けた。
江戸幕府は鎖国政策を取ったため、薩摩は琉球藩を「琉球王国」と称することで、「独立国琉球王国が外国と貿易をする」ことで鎖国政策によって禁止された外国との交易を行うということを続けた。

つまり、「琉球王国」というのは独立国だったわけではなく、日本国の一部であり続けたのである。

なお、琉球王国は当時の中国の王朝である明や清に朝貢冊封していたが、明や清は琉球王国が日本国の支配下にあることを認めている記録が残っており、中国は一度も琉球王国を属国に出来るような状態ではなかった。


琉球王国はその後、明治政府が立ち上がり、廃藩置県の流れで沖縄県となった。
第二次世界大戦で日本がアメリカに敗戦したことで、沖縄がアメリカ軍に占領されてしまい、長年、沖縄を日本に取り戻す活動が続くこととなり、1972年に沖縄県は日本に返還されることで再び沖縄は日本の一部に戻ったのである。

以上の歴史を日本人が認識することによって、「沖縄はずっと前から日本のものだよ」ということを常識にすべきである。
でなければ、中国が「沖縄は中国のものだったんだから返せ!」と言ってきたり、台湾が「沖縄は琉球民族の国だから独立させろ!」と言ってきたり、国連が「日本は琉球民族を先住民族と認めろ!」と言ってきたりしたときに、当たり前のように沖縄を守れない。

沖縄は狙われている。
沖縄を守るのは日本全体の問題である。


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