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中央アジアとロシア

中央アジアについて紹介するつもりでしたが、ロシアから独立した国が多いため、ロシアも書こうと思います。(誤りがあれば教えてください)

①カザフスタン共和国(アスタナ)

ロシアの南でモンゴルや中国の西にある国で、カザフ人、ロシア語、イスラム教。ステップと砂漠気候。1991年にソ連から独立。北部は黒土地帯で小麦が取れて、南部はシムダリア川流域では綿花が取れる。中間では牧畜が盛んで、カラカンダの石炭やほかの地方での鉱石といった産業もある。

②ウズベキスタン(タシケント)

カザフスタンの南西にあり、ウズベク人、ウズベク語、イスラム教。こちらも1991年に独立。オアシス農業で、アムダリア川のところでは綿花が取れる。アラル海は灌漑(農地に外部から水を供給すること)によって縮小してしまっている。石油・天然ガスや繊維工業の産業がある。

③トルクメニスタン(アシガバット)

カスピ海の東でウズベキスタンの南でイランの北。トルクメ人トルクメン語イスラム教。カラクーム砂漠がある。これもまた、1991年に独立。綿、鉱業、石油、天然ガスなどの産業。

④キルギス共和国(ビシュケク)

カザフスタンの南東で、中国の北西。キルギス人、キルギス/ロシア語、イスラム教。1991年にソ連から独立。牧畜があり、フェルガナ盆地では綿花産業がある。原油、水銀、アンチモン、金なども資源としてある。

⑤タジキスタン(ドゥシャンベ)

ウズベキスタン、キルギス、中国、アフガニスタンに囲まれている。タジク人、タジク語、イスラム教。1991年に独立。綿花や牧畜が主だが、アルミニウムやレアメタルも取れる。

⑥アゼルバイジャン共和国(バクー)

カスピ海の西。アゼルバイジャン人、アゼルバイジャン語、イスラム教。1991年に独立。油田が産業を支えていて、葡萄や綿花などの栽培もある。

⑦アルメニア共和国(エレバン)

グルジアの南、アゼルバイジャンの東、トルコの西である。アルメニア人、アルメニア語、アルメニア正教。1991年に独立。綿花、葡萄、銅、モリブデン、ダイヤモンドなどの産業。

⑧グルジア(トビリシ)

カフカス山脈の南にあり、黒海に面している。グルジア人、グルジア語、グルジア正教。1991年に独立。かんきつ類、葡萄、茶、石炭、石油、銅などの産業。2015から呼称が「ジョージア」となった。

⑨ロシア連邦(モスクワ)

ロシア人、ロシア語、ロシア正教/イスラム教。BRICSのうちの一つ。石油や鉱山資源などがある。

※地理用語集を主に参考にしています。

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