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#本屋になるまで日記0826 夏休みの本

今日の早朝は比較的涼しくて
駅までの道のりでそよいだ風に
子供の頃、祖母の家で過ごした夏休みの
ラジオ体操までの道を思い出しました。

縁側で一生懸命手を伸ばして
携帯の電波が1本しか入らない山村だったので、
祖母の家では本や自然と向き合うことが多かった気がします。

近くの子供たちと山や川や田んぼをかけまわり
ラジオ体操の後に子どもたちで町内一周リレー。
手持ち花火をして、移動販売車でアイスを買う。
隣のおばあちゃんちでおかしをもらう。
スイカを食べる、盆踊りに浴衣で参加する。
みんなでタイムカプセルも埋めました。

ゲームの「ぼくのなつやすみ」のような世界がそこにはあって、
THE・日本の夏休みをあの頃体験できてよかったなあと大人になってからしみじみします。

そんな祖母の家があった
秋田県の五城目町町村は10~数年前から
小学校でのシェアスペース「BABAME BASE」
築137年の茅葺屋根の古民家に里帰りできる「SHARE VILLAGE 町村」
など面白い活動が生まれています。


BABAME BASEの写真 まだ小学校として使われていた頃に、
夏休みに友達と忍び込んで遊んだりしていた(見つからなくてよかった…)



夏休みに読んでいた本はなんだったかなあとぼんやり思い出すと
やっぱり世代直撃のダレン・シャンシリーズ。
最新刊を大きな町のイオンで買ってもらって
縁側で本を読みながら仏壇のお菓子を食べる、
そんな夏休みでした。

他にも祖母の家には母が読んでいた子供向けの世界文学がたくさんあり、
グリムやイソップ、アンデルセン、バレエ音楽の物語はそこで覚えました。

好きな世界童話・バレエ音楽はラプンツェルとコッペリアです。
ラプンツェルは結構怖い話ですが、ディズニーで随分有名になりましたね。



久しぶりにGoogleマップで祖母の家のあった集落を見てみたら
本当にがらん…としてしまっていて
子供のころのキラキラとした夏を思い出すと胸がきゅっとなりました。
もう10年は行っていませんが、町村の公園があるうちに遊びに行って
ラジオ体操をまたやりたいです。


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