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『パッドマン 5億人の女性を救った男』字幕版

パッドマン 5億人の女性を救った男』字幕版を観てきました。 感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。

はじめ冗談みたいな映画タイトルと思っていて、映画は歌とダンスタイムで始まり、ゆるい印象で始まったのですが、話が進むに従って、ピュアでクリエイティブで、最後には一大事業を成し遂げるという、壮大な信念の物語でした。

2001年のころ、インドでは生理がなぜかタブー。来た女性は離れで一週間過ごすという古いしきたりのようなものがあって、そのころ生理用ナプキンは高価で、インドの女性の多くは、不衛生な布を使用していたそうです。感染症などの病気の恐れもあり、妻を心配した主人公ラクシュミ(パッドマン)は、元がものづくりの人だったため、妻の体の負担を軽減、清潔なものを作ろうと試行錯誤します。

純粋に妻を助けたい、それだけで検証を積み重ねるのですが、宗教や田舎あるあるで、時にそれは根付いたタブーを犯す行為になったり、誤解を受けて村を追われる身に。

とにかく清潔なナプキンがどれだけ低コストで大量生産できて、世の女性に使ってもらえるか、貴重な理解者と出会うまでは、世の女性たちの理解を得るまでに果てし無く困難が続きます。困難とは、古いタブーの根付いた人たちの存在でした。

時折歌とダンスタイムが入って、シリアスになりきれないものではありますが、内容はやりとげる物作りにとても大きな意義あるものだったし、それにともなって、女性の働き口が大量に増えて、これまた観ていて気持ちのいいものがありました。

そんないろいろな人との出会いがあって、アメリカに渡ってからの、つたない言語でする演説のシーンは感動です。アメリカ人女性は先進的でとても理解が早い。ダンスタイムもあって140分強と長めですが、モノづくりの人にオススメしたいです。

ときに、映画は日比谷シャンテで観たのですが、お向かいのシャンテに入っている、Le Petitmec HIBIYA(ル・プチメック)というパン屋さんの、マロンパイが、サックサクのパイの中に、一個まるまる入ってて、とてもまろやかで、でもしつこくない甘さでおいしかったのでご報告です。朝から、温かいパイをいただきました。

Le Petitmec HIBIYA
営業時間:8:00~20:00 
定休日:日比谷シャンテの休館日に準じます
場所:東京都千代田区有楽町1丁目2-2 日比谷シャンテ1F
tel:03-6811-2203
禁煙

18.12.24

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