【業3】帯とヘッダー
「田中さん」
「んー?」
「『note』始めたらしいですね」
「そう。『クリエイチブ』らしい事をしてみようかなって」
「くだらないコト言わないで、見せてくださいよ」
「そんなに見たい?これなんだけどね」
「ふぅ~ん。随分と淡白ですね」
「どこがよ」
「ヘッダーも無ければ、プロフも素っ気ないし」
「ヘッダーは無くっていいじゃない」
「プロフは?」
「結構いろいろ書いたのぉ。辿り着いた結果がこれなのぉ」
「げっ!中(本文)のギャップあり過ぎ!普段と全然違うし」
「いいじゃんよ。そらぁガチネタ書きたいよ。でも中途半端になるし。◯◯さん(別の編集さん)から注意されたし」
「そうなんですかぁ。ふぅ~ん」
「汗と涙の半生と、小ネタを晒してるんよ」
「これ、私が『帯』書きますよ。プロフのスペースに」
(帯…キャッチコピー等が書かれている、本の下にベルトされている巻紙)
「『帯』書くほどのモノぉ?」
「どうせ淡白なんですから、フリーにやらせてくださいよ」
「じゃあ、頼むわ。文面はLINEで送っといて。足すから」
「ヘッダーも付けるんで、Gmailに流しときますね」
「?」
「浮かんでますから」
「マジで?」
そんなこんだで、ヘッダーはとても40過ぎのモノではなく。
ショートプロフィールは「帯コメント」と化しました。
チャチぃ作品なので、アイデアが即時に浮かんだのでしょう。
さすが某書店でPOPを書いてただけあります。
チョコミントか。そう例えたか。